中山社長の現場視察No.268 共和町道の駅→倶知安町新中区配水池→ニセコひらふ3条造成→篠津青山ダム取水施設

中山社長の現場視察No.268 共和町道の駅→倶知安町新中区配水池→ニセコひらふ3条造成→篠津青山ダム取水施設

 令和8年9月14日~15日、中山社長の現場訪問が行われました。今回は「共和町道の駅」「倶知安町新中区配水池」「ニセコひらふ3条造成」「篠津青山ダム取水施設」の建築1現場、土木3現場を視察され、現場取材として同行させていただきました。現場を担当されている皆さんにはお忙しいところ丁寧にご対応いただきありがとうございました。
(総務部 丸 猛)

共和町道の駅
工事名称:共和町道の駅建設工事 (建築主体)
施工場所:岩内郡共和町
施工期間:R7.06.24-R9.02.19
現場担当者:堀田 貴志・菊地 友也・奥井 裕太・井岸 蓮・前田 龍太朗

 最初に訪れたのは、「共和町道の駅」の現場です。こちらの現場では、地域振興と交流の拠点となる道の駅の建設を行っています。本施設は、24時間利用可能なトイレや情報発信機能を備えるほか、地域の特産品販売スペース、地場産品を活用した飲食店エリアなどを設けます。さらに、地域住民と都市との交流を促す屋内遊戯施設、温浴施設、キャンプサイトなども併設され、多様なニーズに応える複合的な施設として整備が進められています。
今回視察した際には内外装の仕上げ工事に着手している段階で、進捗率は約70%程度。特徴的な建物の形状に加え、サイズや位置の異なる窓を配置するなど、設計事務所のこだわりが随所に見られ、大変興味深く現場内を見学させていただきました。また、本工事は地域からの関心も非常に高く、バスツアーなどの現場見学が受け入れられており、多くの方が完成を楽しみにしています。今後は2月中旬の引渡しに向けて引き続き工事を進め、オープンは7月を予定しているとのことです。残り数ヶ月となりますが、安全に留意して現場を進めていただきたいです。お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。


倶知安町新中区配水池
工事名称:新中区配水池建設工事
施工場所:虻田郡倶知安町
施工期間:R7.02.12-R9.11.30
現場担当者:鉢呂 恭平・楠 匡右・リンブ ヤム バハドゥル

 次に訪れた現場は、「倶知安町新中区配水池」の建設現場です。昨年に引き続き2回目の訪問となりました。こちらの現場では、羊蹄山のふもとにある浄水場から引き上げた水を一時的に貯留するための配水池を施工しています。昨年訪問した際は基礎工事の段階でしたが、今回は配水池スラブの配筋工事および型枠工事が行われており、9月下旬に予定されているコンクリート打設に向けた準備が進められていました。本構造物は土木と建築の複合構造を採用しているため施工が非常に複雑であり、高度な技術と緻密な工程管理が求められます。また、当該地域はリゾート地の為、12月から3月の冬期期間は施工を行うことができず一時中断期間となるため、限られた施工期間内で確実に作業を進める必要があります。一般的な土木工事とは異なり、梁・柱構造に土木の太いスラブ鉄筋が整然と組み上げられている光景は非常に壮観であり、作業の繊細さとスケールの大きさが強く印象に残りました。地域の方々の生活を支える大切なインフラ施設として、引き続き安全に現場を進めていただきたいです。お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。


ニセコひらふ3条造成
工事名称:倶知安町ニセコひらふ3条造成
施工場所:虻田郡倶知安町
施工期間:R7.11.25-R9.11.30
現場担当者:荒  好輝・泉 翔太・宮沼 律也・中村 圭吾

 こちらの現場では、22区画の宅地に加え、ホテルおよび管理施設の造成工事を行っています。これらの大規模な造成に伴い、適切な排水施設の整備が不可欠となるため、今回訪問した際には、大雨等に備える調整池の整備として積ブロック施工をはじめ、現場打桝の型枠設置や作業用足場の組立が行われていました。施工にあたっては、この地域特有の自然条件による苦労が数多くあります。地中に転石が多く含まれるため、小割作業や撤去作業に多大な労力を要するほか、山の麓という立地から天候が非常に不安定で、湧水への対応にも苦慮されているとのことです。さらに、地形の縦断勾配がきついため施工時の掘削深が深くなり、土砂崩落などの危険と隣り合わせのなかで、安全対策を講じながら作業が進められていました。今年度の施工としては、引き続き調整池の完成および排水施設の整備を中心に取り組み、来年度は排水施設の整備に加え、流末処理として2つの河川における護岸工事を進めていく予定です。その後、各宅地の整備や道路の造成、ホテル予定地の掘削作業など、より本格的な基盤造りへと移行していきます。厳しい自然環境や地域条件での作業が続きますが、安全に留意しながら現場を進めていただきたいと思います。お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました


篠津青山ダム取水施設
工事名称:篠津青山地区 青山ダム取水施設上流工区工事

施工場所:石狩郡当別町
施工期間:R8.04.23-R9.03.26
現場担当者:能代谷 賢治・佐藤 勘太

 こちらの現場では、小水力発電に使用する水を効率的に送るため、既設の導水トンネル内に全長197メートルに及ぶステンレス製の配管を設置する工事を行っています。本工事の最大の特徴は、ダムの貯水を満水状態に保ちながら施工を進めるという点です。そのため、水位管理や運用面において関係各所との緊密な打合せや高度な調整が不可欠となります。ステンレス管の運搬にはバッテリ機関車を使用しますが、その機関車が走行するためのレールは人力で一本ずつ丁寧に敷設されています。搬入されたステンレス管は、高い水圧に耐えられるよう内側と外側の両面から溶接作業が行われるとのことで、訪問時はステンレス管の搬入を目前に控えている状況でした。暗所かつ狭小な環境下でも徹底した漏水対策や換気設備の設置など、作業環境の整備が万全になされており、緊張感のある雰囲気のなか、安全管理が徹底された状態で着実に作業が進められている様子が印象的でした。また、社内外からの関心も高く、多くの見学・視察を受け入れている現場でもあります。引き続き、現場従事者をはじめ第三者の安全にも留意しながら作業を進めていただきたいです。お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。