川端注水工

川端注水工

工事名道央用水(三期))地区道央注水工JR横断工区外一連工事
発注者札幌開発建設部
施工者中山組
施工場所夕張郡由仁町川端
工  期平成25年3月2日~平成26年2月25日


工事概要

JR横断工1式(発進・到達立坑、ライナープレート土留)
     耕地復旧工1式
     雑   工1式
     仮 設 工1式
     その他工事費(推進用資機材)1式

7月9日、私たち取材班は小雨が降るなか天候の不安を抱え会社を出発しましたが、1時間弱車を走らせると現場周辺は時折太陽も顔を出し、過ごしやすい天候のもと取材をすることができました。

由仁町川端にあるこの現場は、近隣農家の農業用水確保のための農業用水路を設置するという事が目的ですが、ちょうどJR石勝線と国道274号線の下を横断させて設置するため、用水路の管を埋めるのは我が社ではなくJR側が行うのだそうです。我が社はそのための発進立坑と到達立坑の設置及び撤去工事を行います。

取材当日は、4名の作業員の方たちが既存用水路からの止水を目的とする鋼矢板の施工を行っており、硬質地盤圧入専用機(クラッシュパイラー)と50tクローラークレーン等の大型機材を使い手際良く作業をしていました。この作業はあと数日で終了し、翌週からは掘削に取りかかるとのことでした。工事の進捗率はまだ4%程でこれからが最盛期という状況でした。

「毎日が勉強です」と話す髙橋さん

数カ所穴を空けたペットボトルに、日本酒220CC・酢70CC・砂糖100gを混ぜた液体が入っています。数匹捕獲したそうです。

現場周辺の道路は、民家・畑が隣接しているため工事車両の走行速度を20km/hと定め、至る所に速度を知らせる看板を設置するなど、第三者への災害対策にも充分な気配りをしていました。また、スズメバチが多く発生するということで、新人の髙橋さんの提案でスズメバチ対策用のハチ捕り器が4カ所に設置されていました。

こらから工事完了までは暑い夏を乗り切り、厳しい寒さの冬も迎えます。体調管理にはくれぐれも気をつけて下さい。
お忙しい中取材に協力して下さいました中塚所長、松田さん髙橋さんはじめ作業員のみなさんありがとうございました。

左から髙橋さん。松田さん、中塚所長