中山社長の現場視察 NO.110 江別南大通函渠→H28江別西13号周囲堤→江別太撹拌土造成→篠津揚水機撤去外→岩見沢新赤川東ほ場→岩見沢西川南ほ場

中山社長の現場視察 NO.110 江別南大通函渠→H28江別西13号周囲堤→江別太撹拌土造成→篠津揚水機撤去外→岩見沢新赤川東ほ場→岩見沢西川南ほ場

 平成28年7月19日、中山社長の現場訪問が行われ同行取材させていただきました。
今回の訪問先は「江別南大通函渠」「H28江別西13号周囲堤」「江別撹拌土造成」「篠津揚水機撤去外」「岩見沢新赤川東ほ場」「岩見沢西川南ほ場」の土木6現場です。各現場の方々にはお忙しい中にも関わらず丁寧に説明して頂きました。ありがとうございました。

(本社経理部 村田 律子)

江別南大通函渠
工事名称:3・3・304南大通交付金(函渠工)工事(翌債)
施工場所:江別市
施工期間:H28.03.25-H28.11.10
現場担当者:丹波 友介、築田 哲雄

まず最初に向かったのは、道道1056号(江別長沼線)において千歳川を挟んだ南大通に架かる「南大通大橋」に関係する道路工事で、コンクリート構造物を築造する現場です。現在は、掘削工と作業ヤード造成を終え、基礎杭の施工を行っている最中で、61本のベノト杭を全回転型オールケーシング掘削機により打設するそうです。地下水圧の影響により、掘削底の砂質層が吹き上げられる現象(ボイリング)を抑制しながらの杭打ち作業となっており苦労しているようでした。また、施工箇所が住宅地に隣接していることもあり、近隣住民の方々への工事に対するご理解を頂くための掲示板設置や、道路開通を心待ちにしている方々へ工事の進捗をお知らせする写真を掲示するなどの工夫を行っておりました。
今後の予定として、地域行事であるお祭りにも積極的に参加するとのことでした。これからも地域住民の方々との信頼関係を大切に保ち、作業を頑張ってください。ご協力ありがとうございました。

 


 

H28江別西13号周囲堤
工事名称:石狩川改修工事の内 江別太遊水地西13号周囲堤工事
施工場所:江別市
施工期間:H28.04.01-H29.02.14
現場担当者:本多 無我、柳町  淳、高橋 拓真

次に向かった現場では千歳川の洪水時、川の氾濫を防ぐための貯水施設の堤防を造る工事が行われています。主な施工内容は土の運搬と盛土工事で、盛土厚10mを緩速盛土で施工するということですが、土が動いて横にふくれてしまう危険があり、そうならないよう毎日変位や沈下量などを計測し経過観測を行っているそうです。去年木嶋さんが担当していた際に訪れた時には土砂の長距離運搬に大変苦労していた様子でしたが、今年は遊水地内に置いてある土を使っているとのことです。盛土の動きを見ながらの慎重な作業は大変そうですが、事故などに気を付けて作業を頑張ってください。ご協力ありがとうございました。

 


 

江別太撹拌土造成
工事名称:石狩川改修工事の内 江別太遊水地撹拌土造成工事
施工場所:江別市
施工期間:H28.04.01-H28.11.07
現場担当者:田中 秀幸、澤田 惇史、上村 法政、成田 洋輔

次に向かった現場では、周囲堤盛土工事に使用するための良質土を粘土と砂質土を撹拌して作成する作業を行っています。
本来撹拌土には一年置いて乾燥させた粘土を使用するのですが、今回は今年掘った粘土で作成するということで、このようなケースは初めてのことで社長もうまくできるのかと関心を寄せておりました。現段階では工事に使う粘土が7月初めに搬入されたばかりのため、粘土の含水比を低下させる曝気作業と粘性土と砂質土の配合比率を決定するための試験撹拌の最中で、本格的な撹拌作業はまだ行われていませんでしたが、試験の様子をみると何とか出来そうだと手応えを感じているようでした。撹拌に使われる粘土は他業者が遊水地工事で掘削したものを使用するとのことで、連携を図るのに苦労すると思いますが、工事を頑張ってください。ご協力ありがとうございました。

 


 

篠津揚水機撤去外
工事名称:篠津中央二期地区 北2号揚水機撤去外一連工事
施工場所:石狩郡新篠津村
施工期間:H28.04.08-H29.03.27
現場担当者:村上雄一郎、近江谷徹平

次の現場では古くなった農業用水取水設備の撤去、用水管路補修および旧石狩川頭首工導水路撤去に伴う石狩川の堤防復旧工事を行っています。現在は月形町で堤防復旧工事を行っており、その他の施工は用水路の使用が終わる9月の落水後からになります。施工箇所は月形町、新篠津村、江別市、当別町に10か所ほど点在しており来年の3月に竣工予定だそうです。
運搬経路・施工箇所には民家や農作地が隣接しているため安全や環境に十分配慮し、事故の無いように頑張ってください。ご協力ありがとうございました。

 


 

岩見沢新赤川東ほ場
工事名称:経営体 新赤川東地区 61工区
施工場所:岩見沢市
施工期間:H28.04.19-H28.12.09
現場担当者:吉川 雄大、金村 盾一

次に向かったのは水田地帯の総合整備を目的としたほ場の現場です。
春から施工を始め54面ある田圃の内10面ほど引渡しが完了し、今は麦刈りのため一時休工中ということで、麦刈りが終わり次第再び整地や暗渠の作業にかかるそうです。
施工地が広範囲にわたり点在しており、場所によって内容も違うので管理等大変そうに思いましたが、この現場に携わっている吉川さんは数年に渡りほ場関係に係わっているため、慣れた様子で工事も順調との事でした。
これから気温も高まりますが熱中症などにはくれぐれも気を付けて、おいしい作物を作る農家のためにも頑張ってください。ご協力ありがとうございました。

 


 

岩見沢西川南ほ場
工事名称:経営体 西川南地区 41工区
施工場所:岩見沢市
施工期間:H28.03.23-H28.11.30
現場担当者:三上 恭弘、前野 寛人、斉藤  勇、光原 周平

本日最後に向かった現場もまたほ場工事を行っており、もともと20面近くあった畑を11面にまとめ農作物の収穫率を上げることを目的としています。ここの施工地は全て畑で、これまでのほ場の現場では主に水田地帯を扱っておりいつもとは勝手が異なるとのことです。社長も水田が全くない工事は初めてだなと、めったにない施工内容に興味を寄せておりました。
図面を見せて頂くと施工箇所は大きく一カ所にまとまっているのですが、間に農道や通り道がないため移動や管理の大変さが窺えました。また、畑だと水田と違い平らではないので、高さ管理が難しく水捌け等の点で苦労しているようでした。
こちらの現場も住宅地がすぐ目の前にあり、施工地には資材や重機が点在しています。工事自体は順調に進んでいるようですが、くれぐれも事故等に気を付けて作業を頑張ってください。お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。