中山社長の現場視察NO.197 当別環境整備→お茶の水排水路→お茶の水橋工区排水路→R4岩見沢上幌向ほ場
中山社長の現場視察NO.197 当別環境整備→お茶の水排水路→お茶の水橋工区排水路→R4岩見沢上幌向ほ場
2022-10-28※各現場では撮影時のみマスクを外しております。
当別環境整備
工事名称:当別川環境整備工事(補正・明許)外
施工場所:石狩郡当別町
施工期間:R4.7.5-R5.3.20
現場担当者:村上 雄一郎、平野 拓斗
最初に訪問したのは「当別環境整備」の現場です。こちらの現場は、当別川の川床部分が変状し、段差が発生していることで魚類の遡上が困難になっているとともに、地域の人々が安全に気付きにくい状況のため魚類が遡上可能な環境と、安全で自然豊かな親水空間を創出し、地域の人々が四季折々の当別川を体感し、憩い交流できる場所を整備するための親水護岸工事となっています。
本来は川が流れている水中部を施工するため、矢板で締切りを行い、施工箇所の川床と法面にブロックを敷設していきます。大雨の日には川の水が矢板を乗り越えてきたり、現場内には高圧線がありクレーンでの作業には間隔をとり作業を行わなければならなかったりと苦労も多いようですが、川に住む生き物の姿や鮭の遡上が見られたりと、自然豊かな環境ならではの魅力についてもお話を聞くことが出来ました。
現場担当者の方々にはお忙しい中丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。
お茶の水排水路
工事名称:お茶の水地区外1地区 お茶の水第11支線排水路下流工区外一連工事
施工場所:岩見沢市北村砂浜ほか
施工期間:R4.4.22-R5.2.28
現場担当者:小田桐 健、尾崎 和雄
続いて訪問したのは「お茶の水排水路」の現場です。こちらの現場では、既存の排水路の補修を行っています。施工箇所が4工区に分かれており、視察当日は1工区と3工区が稼働している状況でした。排水路補修には北海道内で初となる工法を用いており、既設鋼矢板にステンレスパネルを設置し、笠コンクリートに空けた穴にコンクリートを打設することで補修を行います。1・2工区と3・4工区がかなり離れているため移動に苦労されていることや、冬期間の降雪量の心配をされていましたが、竣工に向けて頑張っていただきたいと思います。現場担当者の方々にはお忙しい中丁寧に対応していただき、ありがとうございました。
お茶の水橋工区排水路
工事名称:お茶の水地区 お茶の水排水路お茶の水橋工区工事
施工場所:岩見沢市幌向町
施工期間:R4.6.24-R5.3.15
現場担当者:鉢呂 恭平
続いて訪問したのは「お茶の水橋工区排水路」の現場です。こちらの現場も既存の排水路の補修工事を行っており、北海道内では珍しい工法を使って施工しています。施工の流れとしては、仮締切を行い施工箇所の水位を下げてから既設部分の撤去を行います。その後、法面整形とブロック敷設、捨石工と植生工を行い補修していきますが、法面にブロックを敷設する際、一般的には吸出し防止材とブロックは別になっているところを、今回の施工では吸出し防止材とブロックが一体化している、ブロックマットと呼ばれる材料を使用する工法を用いています。これにより、吸出し防止材とブロックの敷設が同時に行えるため、迅速な施工が可能となります。施工箇所は2工区に分かれており、1工区は延長約400m、2工区は延長約600mとなっています。降雨時の水位上昇など苦労されていることも多いようですが、竣工に向けて頑張っていただきたいです。お忙しい中丁寧に対応していただき、ありがとうございました。
R4岩見沢上幌向ほ場
工事名称:経営体 上幌向第2地区 43工区
施工場所:岩見沢市上幌向町
施工期間:R4.3.30-R4.11.28
現場担当者:阿部 敬弘、笹島 理史、佐藤 勘太
最後に訪問したのは「R4岩見沢上幌向ほ場」の現場です。こちらの現場は、ほ場の区画整理工事を行っています。約20haの農地の農業用水路や排水路、農道などを整備することで、より生産性の高い農地をつくることを目的としています。雨の影響で苦労した時期もあったようですが、視察時には受益者への引き渡しまで完了しており、取付道路の舗装が行われていました。工事もほぼ完了とのことで、中山社長も現場担当者の方々に労いの言葉と、新入社員の佐藤さんへ激励の言葉をかけていました。お忙しい中丁寧に対応していただき、ありがとうございました。