中山組の未来に向け ~ 中山 茂 社長 ~

中山組の未来に向け ~ 中山 茂 社長 ~

中山組の未来に向けて
株式会社中山組 代表取締役社長 中山 茂

10年後、20年後の中山組はどうなっているでしょうか?

これは、日本又北海道の将来と重なる部分もあるでしょうが、会社が生存しているかが一番気懸かりな事だと思います。今年入社された方は、まだまだ現役バリバリでしょうし、創業100年を迎える2022年には半数近くの人が会社にいると思われます。私は、その時どうなっているかを全く心配はしていません。先人達が作ってくれた歴史に感謝しなければならないのは勿論ですが、当社の人達は現在、前向きにそしてひたむきに仕事に取り組んでいる集団だと自信を持っているからであります。

建設会社の仕事そのものは、将来変化をしていくかも知れません。当社としても、環境問題に関わる仕事、又PFIに関わる仕事も検討に入る予定です。本質的な部分は変わらないと思いますが、世間的には大きく変化せざると得ないと思っています。

更に、人口減はもう目の前に迫っています。土木・建築に関わらず建設物も新規物件からメンテナンスの世界が増えていくのも自然の流れだと思います。その時にも、やはり技術力が一番の信頼される武器である事は建設会社として変わらないでしょう。又、お施主に対する「説明責任の信頼」さも、より重要性を増していると思います。

これから変わって行く建設業界は、私共ばかりでなく会社全体として取り組む姿勢が大きな問題でしょう。よほどの天才でも無い限り、1人の力で出来る事は限られています。より多くの人の知恵と力を結集してこそ、ステップを一つ上がり、変化への素早い対応が出来るのではないでしょうか?まだまだ、力を発揮する、活躍できる場が数多くあると信じています。先取り、進取の精神を忘れることなく、建設会社として社会基盤整備に全力を尽くし、社会に大きく貢献する会社でありたいと思っています。

そして自分の言葉で自分を語り、自分の言葉で会社の事を話せるものでありたいと自分も思っていますし、願ってもいます。それが、相手(お施主)に本当に伝わるのではないでしょうか?

中山組80周年を迎えて、90年、100年と更なる発展を目指したいと思うのは私ばかりではないと思います。これまでの会社を築いていただいたグループOB会の方々を始め、当社の歴史に携わっていただいた方々、更に今まさに現役で頑張っている方々皆さんがそう思ってくれているものと信じています。健康第一で、これからも活躍されん事を期待すると同時に、より良い社会・生活を目指して頑張りましょう。