おかげさまで80年 ~ 中山 弘三 会長 ~

おかげさまで80年 ~ 中山 弘三 会長 ~

おかげさまで80年
株式会社中山組 代表取締役会長 中山 弘三

創立80周年を迎えて一言ご挨拶を申し上げます。

中山組70年史に創立前史より中山組の設立から砂利採取業より土建業への過程が記され、戦時中より戦後へ、即ち創成期の社史と、戦後から25年間4半世紀昭和45年頃へ個人企業又、同族経営の善悪を乗り越えて、我身を考えず面倒を見た点、後になればなる程わかってきた次第です。

幾多の難工事に対して、機械化施工に積極的に関心を持ち、そして又、組織改革に取り組み、建設コンサルタントを導入し、昭和45年には45名にのぼる職員を採用をし最盛期に備えました。また東京支店の活動を本格的に開始したのもその頃でした。

チハ車(昭和24年頃)

昭和36年当時の中山組機輌課

昭和45年から50年頃より平成5年迄の後半期は公共工事の増大に合わせてお得意さまも増え、建築部門も土木部門に負けない陣容を整えて、大規模の工事を受注することが出来るようになり、同時にダム工事、道路公団等大型土木工事にも参加するようになりました。

この10年間は、業界も当社も変動期であり激動の年であり、役職員がいろいろ努力して営業してきました。

バブルの後遺症もありました。良いことや悪いことも色々ありましたが、振り返ってみると「良くやってきたなー」と言う思いがいたします。

世はまさに、倒産、廃業、合併が相次ぎ、入札問題等多事多難な10年間でもありました。

80周年の節目と一大転換期で、反省もしながら前進しなければいけないと思いつつ、多くの先輩方の業績をたたえ、今後の?中山組の前途に対し、皆様方により一層のご支援ご指導をお願いし挨拶といたします。

美唄ダム