中山社長の現場視察No.210 道東自動車道新得→橋北変電所→知床羅臼線災害復旧→紋別消防署→美瑛町外水力発電施設(留辺志部発電所)
中山社長の現場視察No.210 道東自動車道新得→橋北変電所→知床羅臼線災害復旧→紋別消防署→美瑛町外水力発電施設(留辺志部発電所)
2023-09-15道東自動車道新得
工事名称:道東自動車道 新得工事
施工場所:上川郡新得町
施工期間:R4.1.22-R7.2.4
現場担当者:能代谷賢治、岡本智樹
9月5日午後、中山社長の3日間 5現場~移動距離1,000㎞を超える視察の初日、待ち合わせの新得市街で鴻池組の高萩北海道支店長と水沼企業体所長にお出迎えを頂き、施工現場へ移動しました。途中ペンケオタソイ川の橋梁下部工施工箇所を通過し、十勝清水・占冠IC間の4車線化に伴う最初のトンネルとなる「広内トンネル」(L=910m)の東坑口詰所で全施工延長3.5㎞の工事概要・工程・安全対策の説明を受けたあと、トンネル坑内へ移動しました。現在の進行状況や問題点などの質問に、年内貫通を目指し無災害完工に向けた様々な工夫をしていることなど、丁寧な説明を受けました。
中山社長は企業体職員・協力会社の従業員の健康と現場の無事故竣工を祈られ、次の現場へ向かわれました。
橋北変電所
工事名称:橋北変電所再設のうち本館新築工事
施工場所:釧路市
施工期間:R5.3.6-R6.3.6
現場担当者:松本 昌輝、香西 健太郎、中山 皓太
現場は意外にも住宅街の中にありました。建物は鉄筋コンクリート造2階建て現在基礎工事中でした。土工事で水が想定以上に出て苦労された様ですが、現在は予定通りに進捗しているとの事です。無事故で竣工を迎えてほしいと思います。
お忙しい中、対応していただきありがとうございました。
知床羅臼線災害復旧工事
工事名称:04年災0010号知床公園羅臼線災害復旧工事
施工場所:目梨郡羅臼町相泊
施工期間:R5.4.1-R6.2.13
現場担当者:植田 和紀
釧路から2時間半ほど走り、羅臼着。道の駅で現場担当の植田君と待ち合わせし、昼食の予定が平日にも関わらず観光客でいっぱい。5組ほど待ち食事を済ませて市街から15分ほどの現場事務所へ。それから更に知床半島羅臼側行き止まり手前に現場がありました。岩場の海岸にある自然露天風呂で有名な「相泊温泉」が目前でした。
現場は急傾斜な斜面の上の方で防護柵を設置する工事で、資材を搬入するケーブル設置の準備中で、横には三人乗りの簡易なモノレールが設置されていましたが、初めて見たのでこの様な設備で大丈夫なのかと少々ビックリして植田君に聞きましたが、勿論「大丈夫でよ、皆さん使っていますから。」との事。
さすがに上部までは行きませんでしたが、まだアンカーを打っている途中で、終了後に防護柵を設置するそうです。熊も近くで出没しているようで、現場と熊に細心の注意を払って進めるようにお願いして現場を後にしました。
紋別消防署
工事名称:紋別地区消防組合消防本部・消防署庁舎建設工事(建築主体工事)
施工場所:紋別市
施工期間:R4.8.29-R6.6.28
現場担当者:福井 良成、西本 和正、菊地 友也、永倉 涼平
こちらの現場は庁舎棟:RC造地上3階建て 塔屋1階、訓練塔:WRC造地上4階建て 塔屋1階です。
現在、庁舎棟は塔屋の躯体工事、訓練塔は3階の躯体工事を施工中でした。
庁舎棟は紋別地区を広域で補う為、化学車・救助工作車・器材車・人搬車・指揮車・指令車・はしご車・ポンプ車・ボート・水槽車・タンク車・救急車3台・消防団員車2台を収納します。その他、訓練用ボルダリング壁・トレーニングルームを備えています。訓練塔には、水深5mのプール・仮想迷路が作れる検索訓練室があります。
中山社長は、来年も現場に来ると話していました。これから、繁忙期に入るので無事故で竣工を迎えてください。ありがとうございました。
美瑛町外水力発電施設
工事名称:留辺志部発電所建設工事
施工場所:上川郡上川町字中越
施工期間:R5.4.1-R7.9.30
現場担当者:本田 孝裕、渡邊 昭彦、上野 洋輔
ここは上川町市街から国道を紋別方面に10kmほど向かい、そこから山の中に入った所で施工している水力発電所施設の現場です。現場事務所で担当の本田君、渡辺君と落ち合い現場へ案内してもらいました。
延長2500mほどの管路を作り、取水口と水力発電所の建屋設置をする工事です。ここも熊は普通に出るそうで、そのような状況ですが工事は順調に進んでいるとのことでした。
工事監理の「三峰川電力株式会社」の下、令和7年までの仕事になります。もう一箇所、美瑛地区でも同じ工事が進んでいて、月末にでもそこを尋ねる予定です。こちらは雪も早そうなので安全第一、健康に気をつけて進めて行くようにお願いしました。