中山社長の現場視察 No.78 妹背牛8区北ほ場~滝川第三小学校改築~美唄川上流河岸保護~月形頭首工~石狩川頭首工運河取付~新篠津新高倉ほ場

中山社長の現場視察 No.78 妹背牛8区北ほ場~滝川第三小学校改築~美唄川上流河岸保護~月形頭首工~石狩川頭首工運河取付~新篠津新高倉ほ場

平成25年8月1日、中山社長の現場訪問が行われました。「妹背牛8区北ほ場」、「滝川第三小学校改築」、「美唄川上流河岸保護」、「月形頭首工」、「石狩川頭首工運河取付」、「新篠津新高倉ほ場」の土木6現場を訪問され、現場取材として同行させていただきました。 各現場の方々にはお忙しい中にも関らず、丁寧に説明していただきました。ありとうございました。

(事務管理部 加々谷 浩二)

妹背牛8区北ほ場
工事名称:妹背牛地区 8区北工区区画整理工事
施工場所:雨竜郡妹背牛町
施工期間:2013/06/07~2013/12/20
現場担当者:小笠原 智、川津 龍司、廣木 亜央、砥石 康則、木村 満岐夫、舘崎 智樹

最初に向かったのは、妹背牛町で行なっているほ場整備の現場です。所内発注工事の9工事のうち、一番面積が大きく、区画が34haある広大なエリアです 。整地工、暗渠工のほかにほ場内用排水路工と農道工まであり、やることが多く業者と機械の不足なども重なり大変苦労されているようでした。この現場から見える場所に別の現場があり、その現場から川津課長と廣木係長が応援にきていました。周辺では麦の刈り取りが通常より半月ほど早く終了しており、巻かれた状態で保管されていました。好天であったこともありますが、こうした周辺の方々の協力により工事も順調に進んでいるようです。

 


 

滝川第三小学校改築
工事名称:滝川第三小学校改築B工事
施工場所:滝川市
施工期間:2013/06/12~2015/08/31
現場担当者:高澤 宏樹、目黒 航平

次は中山組の社長と会長の母校である滝川第三小学校の改築工事です。現在の校舎とは反対側に3階建ての1学年あたり2クラスとなる校舎を新規に建築します。予定では年内に1階の床まで進む予定です。当初は年度内に躯体工事まで入る予定でしたが、杭打ちの予定が若干遅れているほか他社との調整や人手不足などで担当の2人は大変そうでした。
現場施工中も小学校では野球が盛んで練習が行われており、周囲の安全には十分に気を配っているとのことでした。この現場には今年入社したばかりの目黒さんが配属されており、一生懸命に働いていました。

左から高澤係長、目黒さん、中山社長

 


 

美唄川上流河岸保護
工事名称:石狩川改修工事の内 美唄川上流河岸保護工事
施工場所:美唄市
施工期間:2013/06/08~2014/01/21
現場担当者:荒 好輝、築田 哲雄、菊池 慎也

次に向かったのは、美唄川の河岸保護工事です。河川の工事で、見せていただいた部分ではこれから矢板を打つための天端から下に降りるための道路を整備していました。この部分とは橋を挟んで反対側まで工事延長があり、初見時では範囲が狭いように見えましたが繁忙期になると大変になるのではないかと思いました。
河川を単純に直線化する印象があるのですが、そうではなく曲がっている区間と直線区間が混在するとのことです。これからが大変だと思いますが、無事故で竣工できますよう、頑張って下さい。

 


 

月形頭首工
工事名称:樺戸地区外1地区 札豊頭首工外一蓮工事
施工場所:樺戸郡月形町
施工期間:2013/05/21~2014/03/10
現場担当者:石澤 伸野、阿部 敬弘

次の現場は月形の頭首工工事現場です。思っていたよりも山の奥まで入っていき、途中の道路には「熊出没注意」の看板がありました。やや開けた所が現場で、到着すると正面には現在農業用水の貯水池となっている部分が見えました。この貯水池をなくし頭首工とする工事です。少し離れた場所にある「徳富ダム」からの流水もここに貯めるそうです。頭首工の現場というと川の現場というイメージがありましたが、この現場は珍しく山で行っていました。これからも体調管理に気をつけて無事竣工できますよう頑張ってください。

 


 

石狩川頭首工運河取付
工事名称:篠津中央二期地区 石狩川頭首工運河取付外一蓮工事
施工場所:樺戸郡月形町
施工期間:2013/06/01~2014/01/31
現場担当者:佐藤 朋雄、山田 敏孝、日置 和歩

次の現場も頭首工ですが、こちらは河川の現場です。昨年、弊社で行った現場と同じ部分での施工です。訪問時は、当日から始まった矢板の打ち込みを行っており、作業車の横から間近に見ることができました。合計で22枚打ち込むそうです。この場所は粘土層があるため少々入りづらく、1枚あたりおよそ20分かかるそうです。ただ打ち進むのではなく、打ち込んだり反対に戻したりしながらゆっくりと慎重に作業を行なっていました。見学中に、(株)原田重機の原田 勝さんもそばで作業をしていました。作業者から近い場所で説明を受けていたため、打ち込みの振動が響いていました。

 


 

新篠津新高倉ほ場
工事名称:経営体 新高倉地区 62工区
施工場所:石狩郡新篠津村
施工期間:2013/06/18~2013/12/20
現場担当者:山田 貴志、勝村 維仁((株)玉川組)、清野 健((株)鈴木東建)

最後の現場は新篠津村のほ場整備の現場です。面で43ha、暗渠で45haあり、その現場をブルが行ったり来たりしているそうです。前年度工事で用排水と本管のパイプラインの部分は終了しているそうです。この現場は弊社の土木現場では比較的珍しい3社の共同企業体による現場で、(株)玉川組と(株)鈴木東建の両社と協力して施工に当たります。両社の職員とも暗渠や田んぼ工事のベテランでとても頼もしい方々です。範囲が広く大変だと思いますが無事故で竣工できますよう頑張ってください。

左から中山社長、山田主任、佐々木係長、(株)鈴木東建 清野さん、(株)玉川組 勝村さん