中山社長の現場視察NO.187 厚幌導水路美里下流→日高幌内川渓流保全→東茨戸宅造
中山社長の現場視察NO.187 厚幌導水路美里下流→日高幌内川渓流保全→東茨戸宅造
2022-08-26※各現場の集合写真は、撮影時のみマスクを外しております。
厚幌導水路美里下流
工事名称：勇払東部地区 厚幌導水路美里下流工区災害復旧工事
施工場所：勇払郡厚真町
施工期間：R3.4.29-R4.9.30
現場担当者：川嶋 隆志、中田 浩也（笹田組）
最初に訪問したのは「厚幌導水路美里下流」で、地震によって壊れた厚幌導水路のパイプラインの復旧工事になります。こちらの現場には去年も訪問させていただいており、その際は既設の土中構造物の杭の撤去作業が行われていたところで、新たに設置される予定の管が地上で埋設されるのを待っている状態でしたが、現在はその管も埋設され工事個所は全て土に覆われて見えない状態になっていました。すでに通水試験も行い水も流れ無事工期も終わりに近づいているということでしたがせっかく造ったものが隠れてしまうのがパイプライン工事の寂しいところだと社長もおっしゃられておりました。とはいうもののなだらかになった山面には種入りのマットが敷かれており、いずれ草が生えて緑地化され穏やかな風景が戻るのがたのしみでもあります。竣工まで無事故無災害で無事工期を終えることを願っております。お忙しいところありがとうございました。
日高幌内川渓流保全
工事名称：厚真川水系日高幌内川渓流保全工事
施工場所：勇払郡厚真町
施工期間：R4.4.21-R6.3.22
現場担当者：今野 崇志、松田 勝則
次の現場は「日高幌内川渓流保全」です。日高幌内川は地震による被害で土砂に埋まってしまい現在は暫定の水路が流れている状態です。こちらの現場では現在の暫定水路を新設した河道に切り替えるため、【新設河道（砂防堰堤・法覆護岸）】【施工済水路への摺付け水路】の工事を2ヶ年で行います。施工地は山奥を進んだところにあり道はとても険しい砂利道で熊も頻繁に表れるそうです。到着した現場では震災の傷跡が生々しく残っており、崩れた山肌や倒木が自然災害の脅威を物語っていました。現場は厳しい環境の中忙しく稼働しており、人と自然が共存するための土木事業の重要さを改めて考えさせてくれました。今年の春始まったばかりの現場ということで来年訪問した際はどの様になっているか社長も楽しみにしておりました。竣工まで長い工期が残っていますがくれぐれもお気を付けて作業を頑張ってください。お忙しいところありがとうございました。
東茨戸宅造
工事名称：札幌市北区東茨戸3条１丁目88-3ほか 宅地造成
施工場所：札幌市北区
施工期間：R3.4.1-R3.9.30
現場担当者：本田 孝裕、佐々木 奎太
今回最後の現場は「東茨戸宅造」です。篠路川を挟んですぐ目の前にシャトレーゼガトーキングダムがある立地の宅地造成工事になります。近年この周辺で同様の工事が行われており新築と思われるきれいな家が数件建っていました。62宅地ある弊社の施工箇所も半分くらい売れているそうで、土地の価格など社長も興味を持って話を聞いていました。現場を訪問した際には路面は綺麗に整ってあり、今後舗装工事に取り掛かるそうです。完成した土地に人が集まり賑やかな住宅地になるのが今から楽しみです。工期まであと2月たらず、無事に竣工を迎えられることを願っています。お忙しいところありがとうございました。
