札幌本社ビルに非常用発電設備を設置しました

札幌本社ビルに非常用発電設備を設置しました

一昨年の北海道胆振東部地震によるブラックアウトの経験を踏まえ、災害等による停電時の本社ビルの電源確保として、非常用発電設備を設置しました。今回設置した発電設備は、停電が発生すると、およそ3分で発電機が自動運転し、非常用負荷(照明・コンセント)へ電源が供給されます。停電時には、全体で40キロワット未満の電気を供給する事ができ、発電機の使用中は計測監視システムで各フロアの電力使用状況を確認しながら40キロワットを超えないようにします。また、オイルタンクが満タンの状態で約42時間の運転が可能で、軽油の確保が出来ればその後も電気を供給する事が出来ます。

その他、本社、支社、支店には非常用電源装置(蓄電池)を設置しています。こちらの電源装置は、出力が400ワット、重さが約11キロの蓄電池となっており、持ち運びが可能です。また、大型の非常用発電設備と比べ出力は劣るものの、設置場所を選ばない事や燃料確保の必要がなくソーラーもしくは車のソケットで充電が可能なことから、災害時の状況に合わせた汎用性が高いものになっています。

今後も経験したことのないような災害がいつ起こるかわかりませんので、災害発生時における停電時の拠点とするフロアの電源確保や外部との通信を継続するためのサーバーの電源確保など、緊急対応に努めていきます。

当社の発電設備にご興味がある方は見学も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。