中山社長の現場視察No.254 滝川ラウネ川流域防災→新B&G海洋センター→北海電工滝川社屋→コープすながわ店
中山社長の現場視察No.254 滝川ラウネ川流域防災→新B&G海洋センター→北海電工滝川社屋→コープすながわ店
2025-12-12滝川ラウネ川流域防災
工事名称:ラウネ川 総合流域防災工事
施工場所:滝川市
施工期間:R7.8.7-R8.3.23
現場担当者:渡邊 昭彦、大高 彰太
最初に向かったのは「滝川ラウネ川流域防災」の現場です。こちらはラウネ川に架かる既存の橋を撤去し、新しい橋へと架け替える工事で、あわせて護岸整備も行っています。
訪問時には、川の流れを一時的にせき止めるための大型土嚢による仮締切が完了し、橋台を支える基礎部分の施工が進められていました。普段は穏やかな水量の川ですが、雨が降ると周辺の田んぼから一気に水が集まるとのことで、天候の変化には特に気を配りながら作業を進めているそうです。実際に現場を拝見すると、安全面に配慮しながら効率よく作業が進められている様子が分かりました。今後は2月から橋の桁を架ける作業に取り掛かる予定とのことです。
これから冬へ向かい厳しい環境下での仕上げになると思いますが、無事故・無災害で工期を終えられるように願っています。お忙しい中、丁寧に対応していただきありがとうございました。
新B&G海洋センター
工事名称:新B&G海洋センター新築工事
施工場所:滝川市
施工期間:R7.7.3-R8.4.24
現場担当者:㈱中山組 長谷川 雄一、髙澤 宏樹、中山 皓太 西出興業㈱ 今田 洋志
次に訪問したのは「新B&G海洋センター」の現場です。こちらはラウネ川沿いの西滝川にあるB&G海洋センターの移転新築工事です。現在のセンターに隣接する敷地で新施設の建設が進められています。
新施設の1階には、これまで二ヵ所に分散して保管していたカヌーやヨットなど約100艇を収納できる艇庫やバリアフリーのトイレとシャワー室も設けられ、2階には全国で初となる科学館機能を備えた学びの場が整備される予定で、完成後はより充実した活動の拠点となることが期待されます。なお、現センターは移転後に解体され、駐車場として再整備されるそうです。また、屋外では障がいや年齢の垣根を超えて楽しめる遊具や、運動機能向上を目的とした遊具などを配置した「あおぞら広場」が整備される計画で、現場に到着するとすでに設置された大型遊具がひときわ目を引きました。建物本体については、コンクリート打設が完了し、腰壁型枠の脱型も終えて内部の空間の輪郭が少しずつ形になってきていました。
厳しい寒さの中での施工は本当に大変だと思いますが、体調に十分お気を付けて無事に竣工を迎えられるよう願っています。お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。
北海電工滝川社屋
工事名称:株式会社北海電工 滝川営業所社屋移改築工事(建築工事)
施工場所:滝川市
施工期間:R7.7.1-R8.6.30
現場担当者:㈱中山組 瀬戸 規文、伊勢 昇 ㈱鈴木東建 長尾 忠幸
次に訪れたのは「北海電工滝川社屋」の現場です。こちらは、滝川市内の既存社屋の移転・改築工事として進められており、事務所棟・車庫棟・倉庫棟の3棟を統合した新しい社屋の建設工事です。建物は鉄骨造の地上1階建で、敷地面積は6,679㎡、建築面積は1,584㎡となっています。軒高は事務所棟が3.75m、車庫・倉庫棟は7.273mです。また、敷地内には駐車場のほか、資材置場や残土置場などの付属施設も設けられる予定です。
見学時には、事務所棟および車庫・倉庫棟では鉄骨の組み立てが完了し、屋根と外壁の施工が進められていました。屋根・外壁が仕上がると、内部では土間の不陸調整や鉄筋の配筋作業が行われ、その後土間コンクリートの打設へと工程が移っていくとのことです。外構では路盤入替作業が行われており、資材置場などの付属建物では基礎と土間コンクリートの打設・埋戻しが進んでいました。一部の資材置場は鉄骨造で、こちらは12月16日に鉄骨躯体の組立て、続いて土間コンクリート打設を予定しています。付属棟の上屋は、来春4月以降に既存事務所より移設予定しているそうです。
施工地は粘性土の地盤のため水はけが悪く、基礎掘削時には雨水が溜まりやすい状況で、さらに隣地より地盤が低いため、雨天時には水が流れ込むこともあったそうです。そこで現場では複数箇所に排水ポンプを設置し、常時稼働させることで作業場の環境を維持できるように努めたとのことです。また、泥が靴に付着しやすいことから、現場の清潔さと作業性を確保するため、各所に靴洗い場を設け、通路には砂利を敷き込む工夫もしているそうです。このように苦労している点も少なくないようですが、細かな部分にも気を配りながら作業を進められており、きれいに整えられた現場の様子からもその努力が随所に感じられました。
これから気温も下がり、屋外作業には厳しい季節に入りますが、安全と作業環境の向上を最優先に、無事故・無災害で竣工できるよう気を引き締めて工事を進めていきたいとお話してくださいました。体調にもお気をつけて、無理なく竣工を迎えられるように願っています。お忙しいところ、丁寧にご対応いただきありがとうございました。
コープすながわ店
工事名称:コープさっぽろすながわ店 新築工事
施工場所:砂川市
施工期間:R7.7.14-R8.8.31
現場担当者:田中 秀人、長谷川 魁、竹内 彩乃、佐藤 嵩泰
最後に訪れたのは「コープさっぽろすながわ店」の新築工事現場です。現在営業している店舗から一本西側の市道沿いの敷地へ移転する計画で、鉄骨造・地上1階建ての店舗を建設しています。敷地面積は20,421.99㎡、建築面積は3,160.33㎡とまだ基礎工事が中心の段階ですが、規模の大きさを感じられる現場でした。
新しい敷地内では、店舗本体に加え、北側に2つ、南側に1つのテナントの建設も予定されており、完成すれば地域の利便性がさらに高まりそうです。訪問時は、新店舗の基礎工事が進んでおり、これからコンクリート打設の工程に入るところでした。12月からは隣接するテナント棟の杭打ち作業も並行して進めていくそうです。
まもなく本格的な冬の施工期間に入りますが、作業される皆さんの健康と安全を第一に、無事故・無災害での竣工を願っています。お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。