中山社長の現場視察No.253 江別王子揚水機場改築→恵庭岳公園線2工区→札幌東商業高校改修→R7福住桑園電線共同溝→向陵中学校改築

中山社長の現場視察No.253 江別王子揚水機場改築→恵庭岳公園線2工区→札幌東商業高校改修→R7福住桑園電線共同溝→向陵中学校改築

 令和7年11月7日、中山社長の現場視察が行われました。今回は「江別王子揚水機場改築」「恵庭岳公園線2工区」「札幌東商業高校改修」「R7福住桑園電線共同溝」「向陵中学校改築」の土木3現場・建築2現場の計5現場を視察され、現場取材として同行させていただきました。各現場の方々には本当に丁寧に対応していただきました。ありがとうございました。
(総務部 篠原樹里亜)

江別王子揚水機場改築
工事名称:石狩川改修附帯工事の内 王子揚水機場改築工事
施工場所:江別市
施工期間:R6.8.29-R8.1.26
現場担当者:砥石 康則、向井 初雄、近江谷 徹平

 本社を出発して最初に訪れたのは、「江別王子揚水機場改築」の現場です。こちらの現場は、千歳川河川計画に基づく江別市街築堤の堤防整備に支障となる王子揚水機場の改築を行う事を目的とし、河川の水を近隣の製紙工場に供給する施設を新しく築造している工事です。
取材当日は雨やみぞれなど不安定な天気で、実際に現場を見学することはできませんでしたが、定点カメラが現場に設置されており、事務所内からも現場の様子を広範囲で確認できました。
地下2F構造の内、現在は地下1Fの鉄筋・型枠作業を行っていて、進捗状況は84%とのことです。近隣工場の施設の中での工事であり、工場のトラック等も現場のすぐ横を通行するなど、工場の動きを止めないよう細心の注意を払って作業を進めているとのことでした。
今後も無事故無災害で工事を進めていってほしいです。お忙しい中、丁寧に説明をしていただいた現場の方々本当にありがとうございました。


恵庭岳公園線2工区
工事名称:恵庭岳公園線 防B735地方道工事(2工区)
施工場所:恵庭市
施工期間:R7.7.17-R8.3.25
現場担当者:植田 和紀、近藤 伸

 続いては、「恵庭岳公園線2工区」の現場です。道中では雪が降りだし、現場を見学することはできませんでしたが、㈱ヤマコウ工業の阿部取締役部長もお見えになっており、一緒にお話を伺うことができました。
こちらの現場は、落石崩壊の危険性がある道道恵庭岳公園線の一部斜面に対し、法面対策の工事を行っています。取材時は命綱で支えながら法面の掘削を行っている状況でした。道路から最大高さ約80メートルもある箇所での作業で非常に危険が伴う工事のため、作業中は命綱を2本使用することで安全性を高めていました。
他工事に挟まれるように現場が位置しており、業者間で日々打合せを行いながら施工を進めているとのことです。また、着工時には作業の安全が確保できず、工事に取り掛かるのに時間がかかったため、主な作業が冬の時期に行われると伺いました。
取材当日もですが、雪などの天候に大きく左右される現場のため、中山社長も安全に留意するよう大変気にかけておりました。
今後も事故等がないよう無事に工事を進めていってほしいです。お忙しい中、丁寧に説明をしていただきました。本当にありがとうございました。


札幌東商業高校改修
工事名称:北海道札幌東商業高等学校大規模改造工事
施工場所:札幌市厚別区
施工期間:R6.11.27-R8.2.27
現場担当者:三浦 一謙、葛西 亮輔、松本 紗弥

 続いては、「北海道札幌東商業高等学校大規模改造工事」の現場です。こちらの現場では、屋上防水改修、外壁改修、校舎・商業の専門内容に特化した授業を行う産振棟・体育館棟・校舎棟の内部改修を行っています。
学生がいる中での工事ということで、環境面・安全面に配慮した工程を組まれていたのが印象的でした。学生がいない土日は試験日となっているため現場は休みになっており、平日に学生の支障をきたさない工事範囲を定めて作業を行っているとのことです。さらに、夏休み期間を活用して集中的に作業を進めたことで、苦情もなく順調に工事を進められており、取材時点での進捗率は82.5%に達していました。
また、こちらの現場には新入社員も配属されており、社長も様子を気にかけながら、現場での成長や活躍を期待していました。
今後も安全に留意し竣工を迎えてほしいと思います。三浦所長、松本さんにはお忙しい中丁寧に説明をしていただきました。本当にありがとうございました。


R7福住桑園電線共同溝
工事名称:国庫補助事業 3・4・15福住・桑園通(南4条線~菊水・旭山公園通間)電線共同溝新設工事
施工場所:札幌市中央区
施工期間:R7.4.7-R7.3.2
現場担当者:對馬 健介、岡本 智樹

 続いては、「R7福住桑園電線共同溝」の現場です。こちらの現場では、都市景観の向上や都市災害防止のため電線を地中管に移動する工事をしています。日中に現場の調査、人が少ない夜に作業を進めていく夜間工事です。
1車線かつ電車通りで商店街が開かれている場所のため、気を付けて作業をしなければならないとのことでした。取材日の前日には車道の舗装も完了し、進捗状況は82%と順調に進んでいるそうです。
對馬所長は長年にわたり電線共同溝工事を担当しており、豊富な経験と知識を今回の現場でも活かしています。現場運営のみならず、受注者側、現場周辺の地域の方からも信頼を置かれている様子が見られました。
中山社長も周辺で進む電線共同溝工事と関連付けながら説明を興味深く聞いておられました。
今後も安全第一で、竣工まで円滑に工事が進んでほしいと思います。お忙しい中、丁寧に説明をしていただいた現場の方々本当にありがとうございました。


向陵中学校改築
工事名称:向陵中学校改築ほか1期工事 (主体工事)
施工場所:札幌市中央区
施工期間:R7.6.30-R9.3.9
現場担当者:宮川 進吾、田中 裕介、田中 正史、阿部 哲也、足立 優斗、竹谷 優輝、平塚 椋

 最後に向かったのは、「向陵中学校改築」の現場です。こちらの現場では現在使用されている向陵中学校校舎の向かいに新しく校舎を建てています。
グラウンドなどを含めた校舎全体が完成するのは3年ほどかかります。取材時点では基礎工事を取り組んでいる最中で、進捗度は15%でした。
週休2日制を取り入れており、学生への配慮としてテスト期間や卒業式などイベントの際に現場が休みとなっているそうです。
特徴は、校舎棟のロの字に設計されている中庭です。施工が難しく、後になるほど作業がしづらくなる箇所のため、先行して工事を進めているとのことです。
周辺を4工区に分け、半分ずつ足場や屋根を取り付けることで冬場でも作業ができるように工夫が施されていました。
今後は無事故・無災害で無事に竣工を迎えてほしいと思います。現場の皆さんにはお忙しい中丁寧に説明をしていただきました。本当にありがとうございました。

<