中山社長の現場視察No.248 旭川聖和73農区外ほ場

中山社長の現場視察No.248 旭川聖和73農区外ほ場

令和7年9月26日、中山社長の現場訪問が行われました。今回は「旭川聖和73農区外ほ場」を視察され、現場取材として同行させていただきました。現場の方々にはお忙しいところ対応していただきありがとうございました。
(滝川総務部 宮森)

旭川聖和73農区外ほ場
工事名称:旭東地区 聖和73農区区画整理外一連工事
施工場所:旭川市
施工期間:R7.4.7-R8.3.2
現場担当者:遠藤 達也、廣木 亜央、佐々木 奎太

 今回の視察先は「旭川聖和73農区外ほ場」の現場です。こちらでは旭川市と美瑛町の2つの工区にて工事が進められており、主に12.78haの区画整理工事および、用水路工事152.39mを施工します。今回の訪問では、ほ場の区画整理工事を見学させていただきました。こちらの工事は農業の生産性向上を目的とし、複数の田んぼを効率的に活用できるよう整備するものです。13haほどのほ場を施工しますが、高低差があり高い所では4m近くの盛土になるそうです。かなりの時間と手間がかかっているとのことでしたが、現場では効率よく丁寧に作業が進められていました。また、周辺には民家や飛行機が滑走路を移動する様子が見えるほど近くに空港があり、騒音や振動、交通への影響にも配慮しながら工事が行われていました。
 美瑛町の別工区にて進められている用水路工事については、資料や図面、モニター映像を通じて説明していただきました。こちらは、老朽化し漏水の懸念がある既存の用水路と新しい管を入れ替える工事です。直径1500mmのダクタイル鋳鉄管をクレーンで設置しますが、高低差が25mほどある急傾斜地に位置しているため、クレーンが上り下りしやすいようにスロープを設けたり、転換ヤードおよび作業ヤードについても広くスペースをとったりと、安全性を最優先に様々な工夫がされていました。
 朝晩と日中の寒暖差が大きく、これからは積雪も予想される地域での作業になりますが、健康と安全を第一に無理なく計画通りに進んで、無事に竣工を迎えられるよう願っています。お忙しいなか丁寧に対応していただきありがとうございました。


事務所では美瑛工区の用水路工事のお話を中心に伺いました

暗渠工の施工の様子

施工の様子

左から 佐々木さん、廣木さん、遠藤所長、㈱山下土建 山下専務、中山社長