中山社長の現場視察No.247 白糠漁港生産基盤整備→幕別帯広芽室線改良→苫工水配水管3工区→上長都蓄電所

中山社長の現場視察No.247 白糠漁港生産基盤整備→幕別帯広芽室線改良→苫工水配水管3工区→上長都蓄電所

 令和8年9月18-19日、中山社長の現場視察が行われました。今回は「白糠漁港生産基盤整備」「幕別帯広芽室線改良」「苫工水配水管3工区」「上長都蓄電所」の土木3現場、建築1現場を視察しました。お忙しい中ご対応いただきありがとうございました。

白糠漁港生産基盤整備
工事名称:白糠漁港水産生産基盤整備工事(補正明渠) 村井・山根・中山特定建設工事企業体
施工場所:白糠郡白糠町
施工期間:R7.6.11-R8.3.23
現場担当者:本多 無我

こちらの現場では白糠漁港内の岸壁を約50m延長する工事です。現場に到着した時は-3.5m岸壁の海中床堀作業と土砂運搬作業をクレーン台船と土運搬船を使用しており、陸上からはバックホウと10tダンプで1次堆積場(バッキヤード)までの運搬作業を間近で見せていただくことができました。常に厳しい自然と隣り合わせの作業であると思いますが、冬を乗り越え無事故無災害で来年の竣工を迎えられることを願っています。現場担当の本多さん、お忙しい中ご協力していただき、ありがとうございました。

(道東営業所 辻 収一)

幕別帯広芽室線改良工事
工事名称:幕別帯広芽室線交通安全(通学路)工事(道路工)(明許)外
施工場所:幕別町
施工期間:R7.5.26-R8.1.30
現場担当者:船木 敏州 本間 剛 秋元 凌佑

中山社長は前日の釧路に続き、十勝管内の現場視察と過密なスケジュールのなか、午前8時45分に現場事務所に到着し、工事の概要 「工事延長L=690.60m 幅員W=6.5m+2.0m運搬盛土工V=38,000㎥外1式」の説明を受け施工現場に移動しました。
この工事は、国道38号線からの交通分散による混雑緩和、札内市街地を回避することによる通学路や、沿線住民の安全確保を目的としたバイパス道路の新設です。
令和8年度完成に向け複数工区が同時施工中で、視察時はまさに工事最盛期で、多数の重機械とダンプトラックが稼働しておりました。
船木所長によると、進捗率は60%程で工期内工期の工程管理、および盛土施工含水比等の品質管理を特に配慮していると、説明されました。
中山社長は、重機械等の接触、運搬時の交通事故に細心の注意を払うとともに、職員・協力会社の従業員の健康を気遣う言葉をかけ、次の視察地へ向かいました。

(帯広営業所 小森 健司)

苫工水配水管3工区
工事名称:苫小牧地区工業用水道配水施設建設事業(配水管3工区)
施工場所:勇払郡安平町
施工期間:R6.2.28-R8.9.30
現場担当者:今野 崇志、西 光太郎、戸井田 真之介(砂子組)、杉林 秀和(玉川組)

次に訪問したのは、「苫工水配水管3工区」の現場です。
こちらは千歳市に建設中のラピダスの半導体工場に苫小牧から工業用水を運ぶ配水管を布設する工事で、3つの工区のうちの「3工区」を中山・砂子・玉川・NJSコンソーシアムが設計、施工を担当しています。視察時は、配水管を布設している様子を見せていただきました。昨年度の視察時は設計施工が始まって半年ほどの時点で工事も本格的に始まった最中であり、工事延長約8.3kmの内約2.4kmの施工が完了していましたが、今回視察時はL=5.6km 距離で言うと約7割弱まで進んでいるということで、中山社長も現場担当者の皆さんに労いと、激励の言葉をかけられていました。工期もあと1年弱ということでしたが、今後は【推進工事】【水管橋工事】など難工事も控えているとのことでした。協力会社で施工を担当している清川重機の清川社長も現場にいました。竣工まで無事故・無災害で作業されることを願っています。お忙しい中丁寧にご対応いただきありがとうございました。


上長都蓄電所
工事名称:上長都蓄電所建設工事

施工場所:千歳市
施工期間:R7.2.28-R8.12.31
現場担当者:前田 浩一、髙岸 俊希

苫小牧地区工業用水道配水施設の現場から20分ほど走り、千歳市上長都の蓄電所建設工事現場へお邪魔しました。工事はほとんど完成していて、今後蓄電池の設置を待つだけの状況でした。前田君、高岸君から今までの工事経過の説明を受けました。残り少ない工期ですが、安全管理にだけは気をつけるようにお願いして現場を後にしました。