中山社長の現場視察No.216 薄野変電所旧本館除去→札幌南高改修→しんかわ蓄電所→コープフーズ石狩増築→N20ビル新築
中山社長の現場視察No.216 薄野変電所旧本館除去→札幌南高改修→しんかわ蓄電所→コープフーズ石狩増築→N20ビル新築
2023-11-07薄野変電所旧本館除去
工事名称：薄野変電所再設関連除却のうち旧本館除却工事
施工場所：札幌市中央区
施工期間：R5.6.12-R6.1.18
現場担当者：長谷川 雄一
本社を出発して最初に訪れたのは、「薄野変電所旧本館除去」の現場です。すすきの地区へ送電線の電圧を下げて、一般利用できるようにするために設置された薄野変電所を、老朽化に伴い解体する工事となっています。400tもの重機で解体用の重機を2台建物の上に乗せ、上部から徐々に解体を行いながら降りてくるという工法が用いられています。通常の建物外部からの解体方法と異なることもあり、解体の様子を他の会社の方々が見学に来ていたお話も伺いました。現場は、東豊線すすきの駅に繋がるエレベーターが隣接されており、ホテルなども点在しているため人通りが多く、通行人への安全の配慮が常になされていました。街中であることから、騒音などの関係で時間規制もあるようですが、無事に1月の竣工を迎えていただきたいです。ご対応していただきありがとうございました。
札幌南高改修
工事名称：北海道札幌南高等学校大規模改造第２期工事
施工場所：札幌市中央区
施工期間：R5.5.31-R6.2.15
現場担当者：堀田 貴志、阿部 哲也
続いて訪問したのは、「札幌南高改修」の現場です。札幌南高校の校舎外部の改修が工事内容となっており、具体的には外壁の補修や屋上防水の改修等が行われています。こちらの校舎はデザイン性がとても高く、建物自体が所々ユニークな形で設計されています。そのため改修作業も複雑なものとなっており、足場の組み方や作業の手順など作業ごとに多くの工夫が必要なようでした。また、教育活動への妨げとならないよう作業時間など最大限に配慮しつつ、計画的に作業も進めるという厳しい状況下での工事となっています。体育館などは既に昨年第1期工事にて作業が終了しており、改修工事が完了した建物も見せていただくことができました。外装が丁寧に綺麗に改修され、安全面においても安心して使用できるようになる校舎を、学校関係者の方々は心待ちにしていると思います。取材当日は、お忙しい中ご丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。
しんかわ蓄電所
工事名称：しんかわ系統用蓄電所建設工事
施工場所：札幌市北区
施工期間：R5.8.21～R6.6.30
現場担当者：三品 雄起、加納 誠也
続いては、「しんかわ蓄電所」の現場です。こちらは、蓄電設備を置くための土台となる基礎を作る工事となっています。訪問時は、近くの交差点を曲がると一番に目に入るほど大きなポンプ車が2台稼働していて、コンクリートを敷き詰める作業が行われていました。ポンプ車は、マンションの上部にコンクリートを流す際にも使用されるようなもので、最大26ｍ、36ｍもの長さになり高所での作業にも対応できる仕様になっていました。土台基礎と合わせて外構フェンス用の束石基礎工事もしておりました。
完成している部分もあるようですので、このまま順調に施工を進められ無事故無災害で竣工できることを願っています。ご協力ありがとうございました。
コープフーズ石狩増築
工事名称：コープフーズ石狩食品工場 コンテナ洗浄室 増築工事
施工場所：石狩市
施工期間：R5.6.20-R5.10.31
現場担当者：田辺 直樹
次に訪問したのは、「コープフーズ石狩増築」の現場です。コープフーズ石狩食品工場では、和・洋総菜やカットされた野菜、フルーツ、レンジ商品やパン類など約400アイテムを製造し、全道に配送しています。こちらの現場ではその広い敷地内に食材を入れるコンテナの洗浄室を増築する工事が行われていました。訪問時、建物は既に完成しており、内部を見学させていただくことができました。建物は完成しているのですが、これから既存の建物に入っている、コンテナ洗浄機という大きな機械を移設し、配管、配線の接続作業が残っています。工場の作業を一時休止しての移設になるため、3日間という限定された時間の中でスムーズな移設が求められます。まだ気の抜けない作業が残っていますが、無事に竣工を迎えていただきたいです。ご丁寧に説明し見学させていただいただきありがとうございました。
Ｎ２０ビル新築
工事名称：Ｎ２０ビル（北20条東2丁目テナント・社宅・複合ビル）新築工事
施工場所：札幌市東区
施工期間：R5.8.1-R6.9.30
現場担当者：高橋 聡 奥井 裕太 千坂 良太
最後は、「Ｎ２０ビル新築」の現場です。こちらの現場は、本社中山組より1㎞以内に位置します。1階はテナントとして貸し出す事務所、2.3階は中山組の社宅として建設されています。鉄筋コンクリート造3階建て全12戸となっており、2.3階の間取りは家族向けのため3LDKです。訪問時は、鉄筋を組みコンクリートを流し入れる型枠の建て込みが行われていました。現在の進捗度は20％程ですが、来年10月頃には完成し入居が可能になるようです。通学の時間帯を避けて資材搬入を行い、工事車両の出入りが頻繁にあるときは誘導員の方を配置するなど安全対策を第一に徹底して行われています。昨年度、こちらもまた高橋所長が手掛けた社員寮の建設に続き、事務所兼社宅の完成は社員にとってもすごく楽しみです。これから冬を迎えますが体調にも留意し無事に竣工を迎えていただきたいです。ご丁寧に対応いただきありがとうございました。
