中山社長の現場視察NO.172 利根別川広域河川改修→江別南5線集水路外→島松川右岸築堤盛土外→千歳川築堤盛土材改良
中山社長の現場視察NO.172 利根別川広域河川改修→江別南5線集水路外→島松川右岸築堤盛土外→千歳川築堤盛土材改良
2021-02-26お忙しい中対応していただいた現場の方々、本当にありがとうございました。
利根別川広域河川改修
工事名称：利根別川広域河川改修工事（東利根別川地区）外（補正・明許）外
施工場所：岩見沢市美園
施工期間：R2.9.1-R3.3.30
現場担当者：政田 博康、荒 好輝、小笠原 公輝、前田 勇己、宮津 太陽
最初に向かった現場は、「利根別川広域河川改修」の現場になります。こちらの現場は、洪水対策として川の拡幅工事を行っています。施工箇所が3工区に分かれている点や、住宅地付近での作業、元々の川幅が狭く重機を入れるのが大変など施工するに当たり苦労する点が多くあるとのことでした。施工地が岩見沢ということもあり、積雪量も多く、さらに、工期終盤の追い込み期での雨で雪が溶けてしまい、川の水位が上がってしまうなど天候面においても大変な現場でした。これから竣工に向けラストスパートに入っていきますが天候面はもちろんのこと、雪が溶けての事故などがないよう工事を終えてほしいと思います。お忙しい中、対応していただきありがとうございました。
江別南5線集水路外
工事名称：江別南幌地区 南5線集水路外一連工事
施工場所：江別市江別太
施工期間：R2.7.4-R3.3.19
現場担当者：松永 諒太、尾崎 和雄、小林 康人、平野 拓斗、佐藤 裕太
2つ目に向かった現場は「江別南5線集水路外」の現場です。こちらの現場は、道路沿いにある既設柵渠の拡幅工事になります。約350ｍの長さを施工し、幅3.2ｍ、高さ2.6ｍの排水路工を行っており、訪問時で300ｍほどまで完了している状況でした。
今後は、発注者さんとの協議難航によって着工が遅れていた、新設された江別太排水機場の使用開始に伴う、旧排水機場の撤去工事が本格的に行われます。アスベストの除去を行い、解体するといった建築工事のような面もあります。工期も残り約1ヶ月となってきたので、無事故で竣工を迎えてほしいと思います。お忙しい中、対応して頂きありがとうございました。
島松川右岸築堤盛土外
工事名称：石狩川改修工事の内 島松川右岸下島松地区築堤盛土外工事
施工場所：恵庭市北島
施工期間：R2.9.25-R3.3.17
現場担当者：澤田 惇史、田中 秀幸、山下 純平、田村 優樹、久保 響暉
3つ目に向かった現場は、「島松川右岸築堤盛土外」の現場になります。こちらの現場は、昨年行った島松川築堤河岸保護工事と島松川左岸河道整備の間の工区の盛土、撹拌土造成工事を行っています。訪問時には、法面の整形、連接ブロックの敷設作業を行っていました。2月いっぱいでブロックの敷設も終える予定です。また、遠隔臨場システムを導入しており、社内検査や協議会の安全パトロールもこのシステムを活用し工事を進めているとのことでした。竣工に向け残り少ない工期ですが、無事故、無災害で竣工を迎えてほしいと思います。お忙しい中、対応して頂きありがとうございました。
千歳川築堤盛土材改良
工事名称：石狩川改修工事の内 千歳川築堤盛土材改良工事
施工場所：恵庭市漁太
施工期間：R2.9.9-R3.3.
現場担当者：伊藤 大輔、神山 格
最後に向かったのは、「千歳川築堤盛土材改良」の現場です。こちらの現場は、他工事より発生した掘削土（粘性土）と砂質土を混合攪拌し、良質な築堤盛土材を造成する工事になります。一般的な工事だと盛土材を自分の工事で造成しますが、この工事では前年度に攪拌土を造成し、次年度以降の工事で使用するための攪拌土となります。この工事を行うことにより、試験撹拌などをする準備段階においての大幅な工程短縮に繋がり、早期に盛土工事着手が可能というメリットがあります。施工中は狭い施工エリアの中に多数の業者が入っており、現場間での調整や施工エリア内での工程調整に苦労したとのことでした。
また、この現場では、土木技術部による内製化にてICT施工を実施し、整形寸法を3次元データ化し、MC建機で整形作業を実施しました。さらに、撹拌工の出来形計測には「RTK-GNSSによる出来形管理」、掘削工は「施工履歴データを用いた土工の出来形管理」を採用し、撹拌土造成工事における『ICTフル施工』を実現しました。お忙しい中、対応して頂きありがとうございました。
