中山社長の現場視察 No.81 A邸新築→ニセコ樺山別荘→余市高速

中山社長の現場視察 No.81 A邸新築→ニセコ樺山別荘→余市高速

平成25年8月20日、中山社長の現場訪問が行われました。
後志地区の「A邸新築」、「ニセコ樺山別荘」、「余市高速」の3現場を訪問され、社長に同行させていただきました。
各現場担当者の皆様、協力会社の皆様、お忙しい中にも関わらず丁寧に説明していただき、ご協力ありがとうございました。

(安全・ISO部 本庄)

A邸新築
工事名称:A邸新築工事
施工場所:虻田郡喜茂別町
施工期間:H25.7.1-H26.6.30
現場担当者:嶋木 富士男

最初の訪問現場は、喜茂別町のRC造2階建住宅です。延床面積は482m2あり、来客用の部屋がたくさんある広い戸建住宅です。
この現場は国道から3kmほど入った山の上にあります。途中からは細い砂利道になり、本当にこの道で良いのだろうかと思いました。外灯もなく夜は真っ暗だそうです。訪問時には、水道施設がまだなく、ふもとの井戸から水を引いてくるそうです。また、冬期間は道路の通行が難しいと思われ休工期間となる予定です。
なぜこのような場所に家を建てるのか、現場にいくまでは不思議に思っていました。図面を見ながら詳しく説明をしていただきました。どんな素敵な住宅になるのか・・・、出来上がった頃にまた来てみたいですね、(天気が良くて景色がきれいな日に・・・)と社長と話しつつ現場を後にしました。
嶋木さん、札幌から通勤とのこともありご苦労も多いでしょうが、来年無事に竣工を迎えられるようにお願いいたします。

 


 

ニセコ樺山別荘
工事名称:THE Orchards project-Custom houses 3棟新築
施工場所:虻田郡倶知安町字樺山
施工期間:H25.4.19-H25.12.10
現場担当者:松本 孝志

次に訪問した現場は、倶知安町のホテル(分譲別荘)です。羊蹄山やニセコ連峰が見渡せる分譲地に3棟の木造住宅を建築しています。担当の松本さんと協力会社、ハウジング光陽の中野社長、木村主任に案内していただきました。この現場で驚くのは建物の大きさ、普通の住宅よりも何倍も広く高さもある建物です。

この現場の特徴について松本さんに説明していただきました。
・木造住宅では最大級?工場加工の部材を組み立てて巨大な作品を造る大工さんを尊敬しちゃいます。
・設計は札幌ドーム建設をとりまとめた先生で、発注者・オーナーが外国の方という、これからもっと流行るスタイル
の一つかもしれません。

この工事では、ちょっと変わった?困ったこともあるそうです。
・現場周辺がイヌを連れた散歩・ジョギングのコースで、特に朝夕は縦横無尽にイヌが大喜びで。外人さんには逆らい
ませんです。また一般道も歩行者やドライバーに外国人が多くなり、自転車やスケボーなどニセコの夏を満喫してい
ます。グッとこらえて安全運転、ローラースケートのチビガキに抜かれました。
・着工時以来しばらくたってから、なぜかお構いなしに敷地内にお年寄りが・・・、様子を伺っているとせわしなく「ポ
キッ、ボキッ・・・」、アスパラ畑を分譲したようで知ってる人が収穫に・・・。お年寄りは大切にです。時期が終わって
ひと安心、今度は絶景スポットを狙ってカメラマンが・・・、日本語の標識は読めない?

当社としては珍しい木造建築、出来上がりがとても楽しみな現場です。松本さん、詳しい説明ありがとうございました。12月までよろしくお願いいたします。

 


 

余市高速
工事名称:北海道横断自動車道 余市工事
施工場所:余市郡余市町
施工期間:H25.4.9-H28.7.21
現場担当者:安井 浩貴、中川 貴昭、本田 孝裕、澤田 惇史、渡辺 純、光原 周平

本日最後の訪問現場は、余市町の東日本高速道路株式会社北海道支社発注の道路新設工事です。
札樽自動車道朝里ICの近傍に新設される小樽JCT(仮称)⇔小樽西IC(仮称)⇔ 余市IC(仮称)の工事の内、一番西側の区間になり、2018(平成30年)度開通予定で工事が進められています。
現在は6名の方がこちらの現場に勤務されております。広い現場では、軟弱地盤載荷盛土、地下排水工など多くの工事が進められており、機械もたくさん入っています。安井さんに各工事箇所を案内していただきました。
こちらの現場の特徴は、工事延長が2km近くあり、その区域のほとんどで果樹園に隣接しています。そのため、現場から発生した土ボコリなどが、果樹の受粉などを妨げるのを防ぐため、高さ3mの防塵ネットを設置しているそうです。丁寧に説明していただきましたが、フルーツ街道と交差しながらでどこが道路になるのかを想像するのが少し難しかったです。そのくらいにスケールの大きな現場でした。
これまでに大変だったことは、5月から計画していた宿舎の建設が、諸事情にて8月末の完成予定になってしまい、小樽市内の施設から通っているため、残業をした日の通勤がつらかったことだそうです。待望の宿舎が現場事務所の隣に完成間近です。
長い工期の現場が始まったばかりです。完成まで先は長いですが、みなさん体調に気を付けて頑張ってください。