中山社長の現場視察 No.52 日高賀張改良・千歳川南9号樋門・長沼ほ場・北広島道営住宅・クリーンリバー南月寒修繕

中山社長の現場視察 No.52 日高賀張改良・千歳川南9号樋門・長沼ほ場・北広島道営住宅・クリーンリバー南月寒修繕

平成23年8月8日、中山社長の現場訪問が行われました。「日高賀張改良」、「千歳川南9号樋門」、「長沼ほ場」、「北広島道営住宅」、「クリーンリバー南月寒修繕」の土木3現場・建築2現場を訪問され、現場取材として同行させていただきました。
各現場担当者の方々には、お忙しい中にも関わらず丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。

(経理部 今 優子)

日高賀張改良
工事名称:日高自動車道 日高町 賀張改良外一連工事
施工場所:沙流郡日高町
施工期間:2011/3/24~2012/2/24
現場担当者:田中秀幸 中村一成 菊池慎也 池本洋平

最初に向かったのは日高町で施工中の賀張改良の現場です。
この工事は賀張工区で約10万m2の土砂を掘削して、その土砂を厚賀工区で盛土するという工事で、約7キロほど離れた二カ所の現場を頻繁にダンプトラックが行き来するため、土砂で道路を汚したり交通事故がおきたりしないよう、現場の出入口にダンプトラックのタイヤについた土砂を洗い流す機械を設置したり、土砂運搬経路図(ヒヤリマップ)を作成して危険個所をわかりやすく示し、注意を促したりと色々な工夫をしているそうです。重機が小さく見えるほどの広大な現場で、掘削場所から下を見ると圧巻の風景でした。また、三和日成さんから頂いた平取のトマトもごちそうになり、本当に美味しかったです。工事の竣工まで無災害で頑張って下さい。ご協力ありがとうございました。

 


 

千歳川南9号樋門
工事名称:石狩川改修工事の内 千歳川南9号排水機場樋門改築外工事
施工場所:夕張郡長沼町
施工期間:2010/11/02~2012/02/09
現場担当者:向井初雄  近江谷徹平 澤田惇史 泉翔太 舘崎智樹

次に向かったのは、千歳川の樋門改築工事の現場です。
この工事は地中に水の通る道を作り、通常時には水路の水を千歳川に流し、大雨等で千歳川の水位が上がった時には門を閉じて千歳川の水が水路に入ってこないようにするという工事です。この地域では過去に何度か千歳川が氾濫したことがあるそうで、現場付近には昭和56年に千歳川が氾濫した時の様子がわかる写真も設置されていました。
見学時には、澤田さん、泉さん、舘崎さんは現場の他の場所で作業中のため、お会いできませんでしたが、みなさん熱中症等に十分注意して作業を進めていただきたいと思います。ご協力ありがとうございました。

 


 

長沼ほ場
工事名称:経営体 西長沼第3 第51工区
施工場所:夕張郡長沼町
施工期間:2011/03/28~2012/02/20
現場担当者:遠藤達也 馬場直人

次に向かったのは、先ほどの千歳川の現場から車で10分ほどの場所にある長沼ほ場の現場です。
この工事は用水路工・排水路工・暗渠排水工という3工種からなる工事です。水田を掘削して素焼きや合成樹脂等の管を布設し埋め戻すという暗渠工事をすることで、水田の水はけが良くなり、おいしいお米ができて収穫率も上がるそうです。日差しを遮るものがない場所での作業なので、熱中症対策には特に力を入れているとのことでした。天候に恵まれ順調に竣工されますことを祈っております。ご協力ありがとうございました。

 


 

北広島道営住宅
工事名称:北広島市道営住宅新築工事(高台町団地A-1)
施工場所:北広島市
施工期間:2011/02/15~2012/03/26
現場担当者:宮川進吾 塚田 大

次は建築の北広島道営住宅の現場です。
この工事は北広島市にある道営住宅の新築工事です。こちらの現場は1つの建物が3つの工区に分かれているということで、工区ごとの境目部分で外壁を覆うシートの色が変わっており、外から見ても一目で工区分けがわかるようになっていました。また、この道営住宅は全戸車イス対応ということで、共用部分の廊下や各戸の水回りスペースの出入口等が広めに作られているそうです。共用部分の廊下は大人2人が並んで立っても狭い感じがしませんでした。住宅地の中での施工ということで地域住民の方へ気を配り、無事竣工を迎えられるようがんばって下さい。ご協力ありがとうございました。

左から、中山社長 宮川所長 塚田さん

 


 

クリーンリバー南月寒修繕
工事名称:クリーンリバー南月寒Ⅱ大規模修繕工事
施工場所:札幌市豊平区
施工期間:2011/07/01~2011/11/30
現場担当者:前田 浩一

最後の訪問は、豊平区月寒でのマンションの大規模修繕現場です。
この現場は、RC造地上11階建てのマンションの外壁改修・屋上防水改修・バルコニー防水改修等を行っており、外壁タイルの補修は小さなタイルをひとつずつ打診検査して、補修の必要な個所に印をつけていくという非常に根気のいる作業をしているそうです。また、外壁での作業には屋上から吊るされたゴンドラを使うということで、風が吹くと多少揺れるという話しを聞き、想像しただけで冷や汗が出ました。近日中にはクレーンを使っての作業が始まるそうなので、安全に十分気をつけて竣工目指してがんばって下さい。