滝川第三小学校改築

滝川第三小学校改築

発注者滝川市
施工者㈱中山組

工  期平成25年6月12日~平成27年8月31日
施工地滝川市

工事概要

鉄筋コンクリート造+一部鉄骨造屋根
地上3階、PH1階
延床面積 7,320.93㎡、建築面積 3,669.89㎡
最高部の高さ 15.435m

上空から見た、現校舎と工事現場。

「子供たちが安心して学校生活を送れる空間作り」をコンセプトに工事が進んでいる、第三小学校。A工事(体育館・職員室等)とB工事(メイン校舎)に分かれており、当社はB工事を担当します。1Fは図書室や給食室、職員室等が配置され、2~3Fが一般教室スペースです。教室の間仕切りをなくし、ワークスペースや1~3Fまで吹き抜けのメモリアルホールなどを設けた開放的な校舎で、太陽光・自然採光で照明、地熱・建物内の吹き抜けを利用した冷暖房・換気など、エコな建物になっています。また、非常用発電機の設置、防災水槽を設け断水時に利用するなど、地域の防災拠点としての役割を担う学校となっています。完成予想図にある「3」のモニュメントは、滝川市出身の彫刻家、五十嵐威暢氏のデザインで、五十嵐氏と生徒たちとのアートワークや、長年使用してきた校舎を何かの形で残そうと、既存の体育館の鉄骨をモニュメントにして残す計画もあるとの事。歴史が見守る新校舎に子供たちの声が響き渡るのは、来年4月から。在校生は勿論、新一年生も今から待ち遠しい事でしょう。

1F図書室。手前の円形の部分は、読み聞かせを行うスペースになります。

1F給食室。本校の他に、市内の小学校3校程の給食を賄います。災害時には、ここで炊き出しが出来る様になります。

2F一般教室スペース。窓が大きく取られていて、明るいスペースです。

2Fベランダ部出入り口。日当たりの良いベランダなので、生徒たちが観葉植物を育てるのに良い環境です。

屋上に設置された、太陽光発電。

完成予想図

左より、木下さん、目黒さん、高澤さん

取材陣の現場案内役は、去年の開西中学校に引き続き、目黒さんが担当。滝川・赤平周辺で開催されたチャリティーイベント「空知100㎞ウォーク」に参加し、約1日かけて歩いたそうです!お疲れ様でした。

現在の進捗率は60%。これから内装などに取りかかり、外構工事終了まであと約1年。これから秋、冬になり、特に滝川の冬は雪も多く大変かと思いますが、無事竣工を迎えて下さい。