建設業界のイメージは?
建設業界のイメージは?
2003-04-01- 株式会社中山組創業80周年記念座談会 №4
建設業界のイメージは?
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- 司会
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先ほど少し話も出ましたが建設業界のイメージということで、最近の業界のイメージについては皆さんどう思いますか?
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- 高木
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個人的にはほんとに良くなったと思うんですけど、世間的には建設業界そのもののイメージが悪くなっていますよね。悪代官と何とかじゃないですけど政治の癒着とか、総理大臣や東京都知事の改革の話しとか、今払拭しようとしてるのが建設業がらみじゃないですか。長野県の脱ダム宣言とか族議員がどうのっていう問題もそうですけど。
工事をやっている本人としては、形も変わって新しくなって、結構良くなっているんじゃないかなと思っているんですけど、周りの目が異常にきついというか、イメージ悪いんだなあって感じますね。
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- 社長
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西奥さんは同世代の女性で、建設会社以外の人と話して、建設会社に、中山組にいることで何か言われることはない?
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- 西奥
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中山組に対しては「安定していていいね」って言われることはありますけど、建設業界に対しては特に…。
社長
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- 西奥
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それはありました(笑)。
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- 社長
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一時期社名変更が流行ったんだけどね(笑)。
技術屋さんは土木・建築に進みたくて来るのはわかるけど、事務屋さんがどういう視点で建設業を選んで入ったのか、その辺はどうなのかな。
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- 小川
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そうですね。就職活動するときに、建設業界、不動産業界、ハウスメーカーを中心に見ていたんですけど、技術屋さんの前でこう言うのも恥ずかしいんですが、自分が勤めている会社が作ったものが形に残るところがいいなあと、そういう気持ちで就職活動していました。
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- 社長
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入ってみてどうだったかね。
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- 小川
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入ってそれ以上あまり深く考えてはいなかったので、ギャップがあったとかそういうことはあまり無かったです。その辺ドライブに行ったりして、ここはうちの会社 が作ったところなんだなって思うと気分がいいですね。
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- 社長
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作った方はあのとき失敗したなとか色々あるかもしれないけどな(笑)。俺もそれは小川君の気持ちと全く一緒だね。それにここの現場に誰がいたなとか、結構顔が見えることもあるよ。
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- 司会
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では、今年から営業部の所属になった渡辺さんから見た建設業界のイメージはどうですか。
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- 渡辺
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特にこれといったイメージというのはあまり無いですけれど、入社当事は活気があったように感じました。さっきも話が出ましたけれど滝川市のしぶき祭りも、割と建設業者の方とか が一杯いて活気があったのですが、今はうちの会社も含めて参加数も減ってきて、活気が無くなりましたね。
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- 社長
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滝川のしぶき祭りも高木君とか瀬戸君とか、皆が参加して一緒に酒を飲んだよね。でも今は民間の山車がゼロになって、市役所、消防、自衛隊等の公共からの山車 だけになったみたいだね。やっぱり労力的な問題とか経済的な問題とか、経済状況に比例してるかもしれないね。金乃比羅さんの花火のほうが人は集まっていたし。まああの頃、若かったせいもあるかも。
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- 渡辺
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滝川のしぶき祭りも高木君とか瀬戸君とか、皆が参加して一緒に酒を飲んだよね。でも今は民間の山車がゼロになって、市役所、消防、自衛隊等の公共からの山車 だけになったみたいだね。やっぱり労力的な問題とか経済的な問題とか、経済状況に比例してるかもしれないね。金乃比羅さんの花火のほうが人は集まっていたし。まああの頃、若かったせいもあるかも。
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- 渡辺
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山車の製作から参加して、暑い倉庫の中での作業には結構苦労したんですけど、市長賞を取れて感動しました。
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- 社長
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会社としてもそういう余裕は無くなっているかもしれないね。事務的にスピードアップした分、他の仕事も増えているから、時間的にも経済的にも余裕を持てなくなっているのが実態かな。
まあイメージを変える努力は色々個人レベルでもあるけど、業界全体としてやらないと駄目な問題だね。