中山社長の現場視察No.243 NVカサラ温泉改修2→Yukoro Onsen→AKIニセコ→ニセコひらふ造成→倶知安町新中区配水池

中山社長の現場視察No.243 NVカサラ温泉改修2→Yukoro Onsen→AKIニセコ→ニセコひらふ造成→倶知安町新中区配水池

 令和7年6月19日~20日、中山社長の現場訪問が行われました。今回は「NVカサラ温泉改修2」「Yukoro Onsen」「AKIニセコ」「ニセコひらふ造成」「倶知安町新中区配水池」の建築3現場、土木2現場を視察され、現場取材として同行させていただきました。現場を担当されている皆さんにはお忙しいところ丁寧にご対応いただきありがとうございました。
(札幌総務部 丸)

NVカサラ温泉改修2
工事名称:KASARA温泉改修Ⅱ期工事(6戸)
施工場所:虻田郡ニセコ町
施工期間:R7.5.12-R7.10.31
現場担当者:島 千尋、田辺 直樹

最初に訪問した現場は「NVカサラ温泉改修2」の現場です。こちらの現場は昨年施工した「NVカサラ温泉改修」の続きとなっており、家族向けコンドミニアムのガレージ部分を浴室に改修する工事を行っています。全8戸のうち昨年度は2戸の改修工事を行い、そちらの評判が良かったこともあり本工事では残り6戸の改修工事を行っています。全ての住戸が同じ進捗で施工されており、現場視察時には、浴室のコンクリート打設が完了していたため、昨年度施工した浴室と併せて見学させていただきました。本工事で施工している6戸のうち、3戸の浴室は奥行きを持たせた造りとなっており、異なる2タイプの浴室で利用者がくつろげる空間を提供しているとことです。また、余談になりますが、浴室には温泉の成分が凝縮され固形化した「湯の花」が見られ、源泉が良い証拠であることも教えていただきました。現場代理人の島さんが不在だったため、田辺さんに現場を案内していただきました。お忙しい中丁寧にご対応いただきありがとうございました。


Yukoro Onsen
工事名称:Yukoro Onsen新築工事
施工場所:虻田郡倶知安町
施工期間:R6.4.1-R7.6.30
現場担当者:瀬戸 規文、阿部 哲也、井岸 蓮

続いて訪問した現場は「Yukoro Onsen」の現場です。こちらは、昨年から施工している地上2階建温泉施設の新築工事現場となります。昨年10月に訪問した際には躯体工事の途中でしたが、今回の視察時には竣工を間近に控えているということもあり、内装工事や外観の石積み、駐車場の石材敷設、電気設備工事など竣工に向けた作業が各所で進められていました。2階部分の浴室や洗い場、羊蹄山が見える露天風呂など施工中の現場内を案内していただきましたが、要所にこだわりの詰まったデザイン設計となっており、「ニセコらしさ」に富んだ仕上がりとなりそうです。冬期間は降雪量も多く、毎日の除雪など苦労されたことも多かったようですが、まもなく竣工を迎えます。現場担当者の皆さんにはお忙しい中丁寧に説明していただき、ありがとうございました。


AKIニセコ
工事名称:AKI NISEKO Plot E 新築工事、AKI NISEKO Plot H 新築工事
施工場所:虻田郡倶知安町
施工期間:R5.9.19-R7.9.30
現場担当者:村田 拓宏、菊地 友也、伊勢 昇

続いて訪問した現場は「AKIニセコ」の現場です。こちらの現場では一軒家タイプのヴィラと呼ばれる宿泊施設を施工しています。全15か所の宅地のうち、当社ではE宅地とH宅地の2か所でヴィラの建設を手掛けており、E宅地の施工はほぼ完了、H宅地は杭工事まで完了している状況です。視察時は、主にE宅地に建設されたヴィラの中を案内していただき、昨年10月の訪問時から変わった姿を拝見することができました。温泉やサウナといった充実した設備のほか、高級感のあるデザインや開放的な空間は利用する方々を楽しませてくれるでしょう。今後はH宅地での施工がより本格化していくとのことですので、安全・体調などに気を付けて工事を進めていただきたいと思います。現場担当者の皆さんにはお忙しい中丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。


ニセコひらふ造成
工事名称:Niseko Cliffside
施工場所:虻田郡倶知安町
施工期間:R6.4.1-R7.10.31
現場担当者:荒 好輝、猪口 公太、宮沼 律也、中村 圭吾

翌日の最初に訪問した現場は「ニセコひらふ造成」の現場です。こちらの現場も昨年に引き続きの訪問となります。当現場では別荘地の造成として、敷地内の道路と橋梁の施工のほか、下水道設備や排水工事なども行っています。今回の視察では、積雪の関係による中断期間が明けた春先から本格的に施工が始まった橋梁部分や、護岸工の施工状況などを見せていただきました。橋梁には約24mの橋桁が架けられ、川を挟む宅地同士を繋ぐ役割を持っています。合計12本の橋桁が6本ずつ2日間に分けて早朝から現場内へ搬入されるため、現場担当者も朝早くからの現場運営が求められたとのことです。また、400tクレーンを使って橋桁を揚重するため、安全管理の面でも苦労されたと伺いしました。厳しい暑さが続きますが、10月末の竣工に向けて頑張っていただきたいです。現場担当者の皆さんにはお忙しい中丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。


倶知安町新中区配水池
工事名称:新中区配水池建設工事
施工場所:虻田郡倶知安町
施工期間:R6.11.8-R10.2.15
現場担当者:鉢呂 恭平、楠 匡右、リンブ ヤム バハドゥル(派遣社員)

最後に訪問した現場は「倶知安町新中区配水池」の現場です。こちらの現場では、羊蹄山ふもとの浄水場から引き上げた水を一時的に貯めておく貯水池を施工しています。貯水池に蓄えられた水が周辺の給水区域へ送られるため、水資源を安定供給するためには欠かせない施設となります。視察時は、後に杭や矢板を打ち込む箇所の先行掘削を行っており、地中に埋没している転石が現場内に多く見られたのが印象的でした。現場周辺にはホテルやコンドミニアムといった長期滞在者向けの宿泊施設が多く、工事の騒音や工事車両に付着した汚れを公道に持ち出さないような管理を徹底し、周辺環境への配慮を心掛けているようです。また、3年弱の長期工事ではあるものの12月~3月は工事中断期間になるなど、厳しい工程での施工のため、関係機関や業者との密なコミュニケーションが円滑な現場運営には欠かせないとのことでした。工種も多岐に渡るため、特に安全管理の面では気が抜けないことが多くなりそうですが、無事に竣工を迎えていただきたいです。現場担当者の皆さんにはお忙しい中丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。