中山社長の現場視察No.208 南長沼30工区ほ場→旧夕張川左岸上流築堤→旧夕張川堺橋下流盛土→大谷地橋梁リニューアル

中山社長の現場視察No.208 南長沼30工区ほ場→旧夕張川左岸上流築堤→旧夕張川堺橋下流盛土→大谷地橋梁リニューアル

 令和5年年8月3日、中山社長の現場訪問が行われました。「南長沼30工区ほ場」、「旧夕張川左岸上流築堤」、「旧夕張川堺橋下流盛土」、「大谷地橋梁リニューアル」の土木4現場を訪問され、現場取材として同行させていただきました。当日はあいにくの雨で施工地まで足を運べたのは最後に訪れた「大谷地橋梁リニューアル」のみとなりました。
各現場の方々にはお忙しい中にも関らず、丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。
(経理部 村田)

南長沼30工区ほ場
工事名称:南長沼地区 30工区外区画整理工事
施工場所:夕張郡長沼町
施工期間:R5.3.15-R6.1.29
現場担当者:小笠原 智、前野 寛人、春木 康平、塩田 太樹、阿部 凌河

最初に訪問したのは「南長沼30工区ほ場」です。残念ながら事務所に着いたとたん雨脚が強くなり、事務所でお話を聞くのみとなりました。現場は事務所から少し離れて国道274号線に面した箇所に30ブロックと39ブロックに分かれており、区画整理のほか客土工や農道工、用水路工、排水路工のフル整備、また事務所付近3ヵ所のほ場の二次整備が行われています。今年は天候に恵まれ進捗がよく30ブロックの方は既に引き渡し済み、39ブロックの方も盆休み前には引き渡しと検査を終えることができそうだということで、社長も職員が無事にお盆休みを取れることに安心している様子でした。来年1月までの工期ということで、無事故無災害で竣工されることを願っています。ご協力ありがとうございました。

旧夕張川左岸上流築堤
工事名称:石狩川改修工事の内 旧夕張川左岸上流築堤盛土外工事
施工場所:夕張郡長沼町
施工期間:R5.3.30-R5.12.20
現場担当者:馬場 直人、増田 椋介

次に訪れたのは「旧夕張川左岸上流築堤」の現場です。こちらは堤防に土を盛って嵩上げし災害を未然に防ぐことを目的とする工事です。掘削工、盛土工、攪拌工の河川土工のほか種子散布による法覆護岸工や工事用道路工、防塵対策工、交通管理工の仮設工が行われています。盛土の高さは2m未満でそこまで高くはないものの工事延長が長いそうで、図面で確認させていただいた限りでもとても長さのある施工地なのだなと感じました。しかしこちらも進捗は順調ということで計画よりも早く進んでいるようです。盛土工が残っている個所は農家さんが河川占用により営農をしていたため、植えた小麦の収穫を終えるまで待っている状態でした。しばしの小休止を挟みましたが収穫も済み、これから残りの工事を始められるとのことです。このまま順調に施工を進められ無事故無災害で竣工できることを願っています。ご協力ありがとうございました。


旧夕張川堺橋下流盛土
工事名称:石狩川改修工事の内 旧夕張川左岸堺橋下流築堤盛土外工事
施工場所:夕張郡長沼町
施工期間:R5.3.30-R5.12.4
現場担当者:川西 耕太、佐藤 裕太

次に訪れたのは「旧夕張川堺橋下流築堤」です。先ほど紹介した馬場さんの現場と同じく旧夕張川の災害防止を目的とした盛土工事を行っています。当初工事に使用する土を東の里遊水地から攪拌して持ってくるはずが、丹頂鶴がその付近で卵を産んでしまったため別の土取場から既に攪拌を済ませた土を運ぶことになったということです。攪拌の手間が減ったためその埋め合わせに追加工事を行うことになったものの、延長が何メートルになるかはまだ決まっていないそうです。
こちらも現在進行中の工事は順調に進んでいるようでお盆前には今年度の工事は終わる予定です。この日は運搬作業が行われており事務所ではテレビ画面でダンプの運搬状況がバスマップによって表示されていました。砂利道が多い為よくパンクするそうです。くれぐれも事故に気を付けて施工を頑張ってください。ご協力ありがとうございました。


大谷地橋梁リニューアル
工事名称:道央自動車道 大谷地地区橋梁リニューアル工事
施工場所:札幌市白石区
施工期間:R3.10.8-R7.2.9
現場担当者:志田 博之、舘崎 智樹、吉田 雅哉

この日最後に訪れたのは「大谷地橋梁リニューアル」です。雨も止み今回の訪問で唯一施工地まで案内して頂くことができた現場になりました。こちらは大谷地地区、北郷地区、米里地区の3工事からなる札幌市内の連続高架区間のリニューアル工事で弊社は大谷地地区の工事にJVとして従事しています。現場は高速道路と国道の上下構造の重交通線路で施工中通行止めに出来ないため、上下線の間の空間に一車線増築して二車線を確保するための基礎工事を行うということです。実際に現場に赴き下部の準備工や基礎工事の様子を見せていただきました。準備工が完了した状態でいったん引き渡しをした後、次の工事を始めるとのことで橋梁のリニューアル工事といっても、上部の工事を始めるのにまだ数年かかるそうです。現場付近では自動車が休むことなく走り続けています。くれぐれも事故等には気を付けて施工を頑張ってください。ご協力ありがとうございました。