中山社長の現場視察NO.153 H31長沼町星雲ほ場→瑞穂ダム堤体災害復旧→厚真タキノサワ川砂防→新鵡川川西幹線用水路
中山社長の現場視察NO.153 H31長沼町星雲ほ場→瑞穂ダム堤体災害復旧→厚真タキノサワ川砂防→新鵡川川西幹線用水路
2019-11-08各現場の方々にはお忙しい中丁寧に対応していただきました。ご協力ありがとうございました。
H31長沼町星雲ほ場
工事名称:経営体 青雲一期地区 41工区
施工場所:夕張郡長沼町
施工期間:H31.3.25~R1.12.20
現場担当者:山口 敬二
最初に向かった現場は「H31長沼町星雲ほ場」の現場になります。こちらの現場は、ほ場の区画整理工事を行っており、整地工、暗渠排水工、用水路工、排水路工、耕作道路工、仮設工、産業処理工と工種は多岐にわたります。視察当日は、ほ場の区画整理工事をほぼ完了しておりました。今後は、追加工事にとりかかるとのことで、それに伴い工期も12月20日まで延長されています。
残念ながら現場を拝見することはできませんでしたが、現場代理人の山口さんにはお忙しい中、丁寧に対応していただきました。引き続き竣工に向けて頑張っていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
瑞穂ダム堤体災害復旧
工事名称:早来地区瑞穂ダム堤体災害復旧工事
施工場所:勇払郡安平町
施工期間:H31.3.15~R2.3.19
現場担当者:荒 好輝
続いて向かった現場は、「瑞穂ダム堤体災害復旧」の現場です。こちらの現場では、北海道胆振東部地震の影響により、ダムの下流側堤体に亀裂が確認されたため、その部分を掘削し、再盛立する災害復旧工事が行われています。また、ダムの落水後、貯水池内に流れ込んだ土砂や倒木を取り除かなければ、ダムの貯水量を確保できないため、貯水池内の撤去工事も行っています。撤去工事においては、当社では流入箇所の一部の倒木を撤去しており、その他4社が土砂等の撤去工事を行っています。視察当日はすでにダムの水がなくなり、工事用道路を設置し倒木を撤去しながら、復旧に向けて工事が進められていました。
現場事務所で見せていただいた空撮写真は、山腹の崩壊状況など今もなお残る被災地の深刻な傷痕と、復旧に向けた道のりの過酷さを物語っていました。現場代理人の荒さんにはお忙しい中、丁寧に現場を案内していただきました。ご協力ありがとうございました。
厚真タキノサワ川砂防
工事名称:タキノサワ川外災害関連緊急砂防工事(繰越)
施工場所:勇払郡厚真町
施工期間:R1.05.30~R2.2.20
現場担当者:川西 耕太、牧野 宏俊
次に向かった現場は「厚真タキノサワ川砂防」の現場です。こちらの現場では北海道胆振東部地震の影響により発生した土砂災害による土石や流木が、下流にある民家や公道、農地などに大きな被害をもたらすと想定されたため、緊急的な砂防工事が行われています。具体的には、タキノサワ川と厚真川左川に砂防をつくり、土砂や流木を砂防の上流側で補足することで、下流へ流れる土砂などが少なくなるため、被災地域での二次災害を防ぐ事が出来ます。視察当日は砂防の堤体を建設するための地盤改良工事を行っていました。陶器の施工には堤体中詰め材の砂防ソイルセメントの品質管理が難しいため工事を一時中止し4月からの再開となります。
厚真町は北海道胆振東部地震の影響を大きく受けた地域であり、現場へ向かう道中、様々な場所で災害復旧工事が行われており、復旧に向けて建設業が果たす役割は非常に大きなものがあると感じました。現場の方々にはお忙しい中丁寧に対応していただきました。どうもありがとうございました。
新鵡川川西幹線用水路
工事名称:新鵡川地区川西幹線用水路春日工区工事
施工場所:勇払郡むかわ町
施工期間:H31.8.19~R2.3.10
現場担当者:小田桐 健、大関 佑貴
最後の現場は「新鵡川川西幹線用水路」の現場です。こちらの現場では、既設の老朽化した用水路を新しい用水路へと替えるための工事が行われています。視察当日は、施工箇所の地盤改良工事と既設物の撤去工事が行われていました。地盤改良工事は、MITS工法と呼ばれる工法を使用し、掘削と撹拌を行っています。こちらの工法では、中圧噴射が可能な撹拌翼のついた円柱状の地盤改良機を用いて地盤改良を行うため、改良時間の短縮につながる等、多くのメリットがあります。既設物の撤去工事は、多くの支障物が埋まっていたため苦労されているようでした。その他、施工箇所が下流のため、雨天時は上流から枝や藻など流れてくることもあるそうです。現場の方々には、お忙しい中現場について丁寧に説明をしていただきました。ご協力ありがとうございました。