中山社長の現場視察NO.145 道立文書館改築→道立図書館AS除去→千歳川橋補修外一連→じょうてつ東札幌倉庫
中山社長の現場視察NO.145 道立文書館改築→道立図書館AS除去→千歳川橋補修外一連→じょうてつ東札幌倉庫
2019-03-26お忙しい中対応していただいた現場の方々、本当にありがとうございました。
道立文書館改築
工事名称:北海道立文書館改築工事(1工区)
施工場所:江別市
施工期間:H30.9.7-H31.10.25
現場担当者:加藤 峰之、奥井 裕太、工藤 義和(石山組)
最初に訪問したのは「道立文書館改築」の現場です。北海道立文書館は現在札幌市の北海道旧本庁舎(赤れんが庁舎)にあります。しかし旧本庁舎の改修工事に伴い、北海道立文書館は江別市に移転となりました。その改築工事を、当社と株式会社石山組が担当します。現場付近が緑の豊かな場所であったためか、エゾリスが出没することもあったそうです。
文書館は3階建ての建物で建築面積は1,135.07m2、延床面積は3,019.50m2です。完成後は歴史資料の保存・閲覧施設として使われます。また、道立図書館と連絡通路でつながる予定です。実際に見ることはできませんでしたが、現場訪問時は1階の躯体工事が行われている最中でした。また、建物特性上入口が正面の1ヶ所しかないため、今後施工していくなかで他工区や共同受注者の方々との出入りの調整に注意を払っていくことが必要になるそうです。
工期は今年の10月までとなっています。厳しい冬はもうすぐ終わりますが、引きつづき無事故・無災害で施工されることを願っています。この度はお忙しいなか丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。
道立図書館AS除去
工事名称:北海道立図書館アスベスト除去・仮設庁舎新築工事
施工場所:江別市
施工期間:H30.6.26-H31.3.25
現場担当者:高橋 稔、葛西 亮輔
2番目に訪れたのは「道立図書館アスベスト除去」の現場です。ひとつ前に訪問した「道立文書館改築」の現場と同じ敷地内にあります。この現場は、道立図書館の1~3階を計11工区に分け、天井に含まれているアスベストを除去する現場です。
一昨年に天井材の一部と一緒にアスベストが落ちてきたことがきっかけで発覚し、図書館が急遽閉館、本工事が決まったそうです。
道立図書館は築50年を経過した建物であるため、設計図と実際の建物の状況と食い違っている部分が多く、その都度どう仕上げるか対応に苦労したそうです。特に、アスベストを除去する際に解体した天井は、使われていた天井下地材が古く、復元することが難しいため、新規に天井を組み替えたそうです。
現場訪問時は、アスベスト除去工事、2階の床タイルカーペット張替え工事、職員の方々の本館への引っ越しが終了し、仮設庁舎の解体と舗装修繕工事が進められていました。
工期は今年の3月下旬ともうすぐです。最後まで無事故・無災害で工事を完了されるよう頑張ってください。丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。
千歳川橋補修外一連
工事名称:一般国道274号 北広島市外 千歳川橋橋梁補修外一連工事
施工場所:北広島市、札幌市南区、札幌市厚別区、札幌市北区、岩見沢市幌向町
施工期間:H30.10.3-H31.3.22
現場担当者:中塚 仁孝、小林 康人、竹内 鑑人、馬場 直人
次に訪れた現場は、「千歳川橋補修外一連」です。この現場は千歳川橋の他、伏篭橋、厚別川橋、幌向川橋、常盤新橋、常盤第1橋、合計6橋の補修を行うための現場です。予定時間より早い到着となりましたが、現場代理人の中塚さん、現場担当者の小林さん、馬場さんに迎えていただきました。はじめに現場事務所で工事全体について詳しく解説していただき、その後千歳川橋に出て、橋面舗装について説明をいただきました。
この現場は、札幌市南区や岩見沢市(江別市)幌向町など補修を行う橋が点在しており施工に苦労したそうです。また、いざ補修のために舗装をめくったところ床版が健全で補修の必要性が低いなど、変更の多い現場であったことがうかがえました。
実際に見せていただいた千歳川橋は、4車線の内の外側2車線を工事しており、中央分離帯側の車線を通行帯としていました。外側の車線では、橋の下に水が浸透しないように橋面防水が行われていました。ヒーターで完全に乾燥させた後、舗装を行っていくそうです。
工期は3月下旬までともうすぐです。気温は暖かくなってきましたが、最後まで無事故・無災害で工事を完了されることを願っています。お忙しい中対応していただき、本当にありがとうございました。
じょうてつ東札幌倉庫
工事名称:(仮称)東札幌2条1丁目倉庫新築工事
施工場所:札幌市白石区
施工期間:H30.10.1-H31.4.15
現場担当者:高橋 伸行、吉田 守
最後に訪問した現場は、「じょうてつ東札幌倉庫」の現場です。この現場は株式会社じょうてつ様から発注された工事で、鉄骨造の二階建ての倉庫を施工しています。完成後は、隣接する北海道リネンサプライ株式会社様が倉庫として使用します。建築面積は601.20㎡、延床面積は1.192.50㎡です。
まず現場事務所で工事概要を教えていただき、その後現場を案内していただきました。視察時には外壁工事が終了しており、倉庫表側には足場が残っていましたが、裏側は足場も仮囲いもない状態だということでした。倉庫内では内装工事が行われている最中で、1階では説明を受けるとともに荷物用エレベーターの設置場所を見せていただきました。また、2階では応接コーナーや食堂が置かれるなど、内部のレイアウトについて説明していただきました。予定では3月上旬に足場の解体を完了させ、4月に検査を控えているということでした。
工期は4月までと短いですが、最後まで無事故・無災害で施工されるよう願っています。この度はお忙しい中丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。