取り組み

中山組の取り組み

”人・自然・建設”のネットワークで未来を創造します

廃棄物循環社会の創造

 今日、廃棄物問題は身近で重大な社会問題、環境問題として大きくクローズアップされています。
 廃棄物を単に処理・処分していくだけの時代は終わりを告げ、今や廃棄物処理に求められているのは、人々の生活環境をより良い状態で保全し、自然環境と共存していける新しい形の廃棄物処理システムを構築することです。
 人々が豊かで安心して暮らせる環境を実現して行くため、その基盤となる環境を守り、子孫に引き継いでゆくことが不可欠です。中でも廃棄物問題は、それ自体が私たちの身近で大きな社会問題となっているばかりでなく、環境汚染や森林・鉱物資源の枯渇などを通じて、生活環境問題や地球環境問題とも大きく関わっています。
 廃棄物問題を解決するには、排出削減、再使用、再利用を基本とする資源循環システムにより、循環型社会を構築する必要があります。
 私たちは、資源循環が確保される様々なリサイクルシステムの提案を通じて、環境配慮型で、持続可能な経済活動を確保できる循環型社会の実現に向けて日々研鑽を積んでまいります。

価値向上のための技術開発(VE)

 経営環境がめまぐるしく変化する昨今。企業経営には効率化のみならず常に変革が求められています。単に安いものを造る努力だけでは、多様化したユーザーの要求を満たすことは出来ません。
 企業が如何に勝ち組として生き残るかは、現状改善への努力ではなく、現状を打破する革新的な思考が必要と言えます。何をすべきか、どんな働きを果たさねばならないのかを常に見直し、製品やサービスの価値を高めていくその努力を欠かすことはできません。VEは、まさに価値向上のための技術であり、新たな時代をリードしていく企業にとって欠くことの出来ないシステムといえます。
 ユーザーに対しては、価値の高い製品やサービスで豊かさを提供し、資源の有効活用により社会にも貢献できます。企業としては、そのことによって適切な利益を確保すると共に、豊かなコミュニケーションと組織の活性化、創造性あふれる企業風土作りにも役立ちます。

リフォーム事業の推進

 大規模な建物から比較的小規模な建物まで、これまで培ってきた技術に加え、先端技術の導入、新技術の開発に努めながらリフォーム事業を進めています。
 今、リフォーム事業に求められていることは、従来の補強、補修、改修等の表面的なものではなく、建物内部の構造から見直し、それを利用する人達の快適性を求め、単なる「入れ物」から「機能する」建物へと資産価値を高めていくことです。
 建物のロングライフ化、付加価値向上、ライフサイクルコスト縮減というコンセプトをもとに、高齢化社会、福祉社会を見据え介護・福祉をも視野に入れた質の高い個性的なリフォームを提案してまいります。