農業土木技術研修会にて講習を行いました

2007年2月21日

2月20日、社団法人北海道農業土木測量設計協会主催の農業土木技術研修会において、当社の藤田真司さんが「現場の目で見る仮設工事について」という題目で講習を行いました。

講習は建設コンサルタントの技術者及び関係者の方およそ120名を対象にしたものです。当日は様々なジャンルの方が講習を行いましたが、当社は仮設工事に関する現状について現場を担当している立場からお話しをさせていただきました。

仮設工事というのは、構造物を実際に作り始める前に作業を円滑に行える環境を整えるための工事です。土やコンクリートといった資材置き場の確保や、重機が目的の場所に移動するための仮設道路といったものが挙げられます。仮設工事に関しても設計書に記載されていますが、現状としてはコンサルタントの方が設計した図面と、実際の施工時における現場では色々な問題点があります。

今まで設計を担当するコンサルタントの方と、実際に施工を担当する現場代理人がお互いの認識を深めあう今回のような講習会はあまりなかったようです。これからも相互認識を深め、よりよい構造物を作り上げていく第一歩として重要な講習と感じました。