平成16年度係長会議

平成16年度係長会議

平成16年度 係長会議開催される
平成16年9月10日(金)午後1時より 札幌本社会議室

平成16年度の係長会議が、工事繁忙期の平成16年9月10日札幌本社会議室で、37名の係長と会長、社長、その他役員と管理職職員の総勢72名が参加し開催された。

司会進行の棚田取締役土木部長より「工事繁忙期のなか皆さんにお集まり頂き、会社の方針、進むべき方向付けまで言及した熱心な討議がなされる有意義な会議である」と開会が宣言され係長会議が始まった。

中山社長の挨拶では、「建設業界の厳しい中、北海道開発局優良工事施工業者表彰並びに施工技術者表彰を受賞したことは明るい話題ではある。しかし、公共事業削減等は地方における受注の減少を招き、民間設備投資の回復の兆しが見えないことから民間工事の受注競争の激化が続いていることが当社の今年度の受注減少を招いている、今後全社を挙げて奮起し挽回を図りたい。また、PFIや環境事業に関しても検討や研究を続けており、将来的に事業に結びつけていきたいと考えている。」など、現状報告を含めた挨拶をいただいた。

各部報告では、社会情勢を反映した厳しい報告が続き、特に東京支店の吉田部長からは受注競争は一層激化しなかなか仕事に結びつかず、支店存続をも危ぶまれる事態との報告があった。

休憩後の係長からの提言による討議では、会社が抱えていると思われる諸問題について、全ての係長職に提言を提出してもらい、その内容を発表し討議を進めた。討議内容の一部を紹介する。

「今後における受注拡大のビジョンは」

「新規事業への取り組みは」

「遊休不動産の活用は」

「グループ企業間の交流による業務改善」

「若手社員育成方法」

「工事成績評点向上のための施策」

「協力業者との共存と教育」

「ITを駆使しした業務改善」

「コスト削減」

「安全教育」

「原価管理等」

最後に、中山会長より総評として、「30年程前に代人会議として始まったこの係長会議は、いつも言うが当社の会議でもっとも内容のある会議で、皆さんの会社に対する真剣な気持ちがひしひしと伝わって来ます。今回の提言内容で原価管理に対するものがあったが、会社経営の基礎ともいえる原価管理の重要性を現場の第一線の皆さんが認識されている事こそが当社の強みであり、今後もしっかりした原価意識を持って現場施工にあたって頂きたい。」との言葉を頂き、今年度の係長会議を締めくくった。