中山社長の現場視察NO.3 ア・フィック豊平~下野幌公住

中山社長の現場視察NO.3 ア・フィック豊平~下野幌公住

中山社長が直接現場を訪問し、その模様をお伝えする「中山社長の現場訪問」。今回は第3弾として2004年9月16日の現場訪問の模様をお送り致します。
当日はこれ以上ないというほど澄み切った秋晴れ。気温も26度と北海道ではかなり暑い日となりました。この日訪問予定の現場数は5つ。場所も札幌市、北広島市、長沼町、栗山町とかなり広範囲です。

私も一日でこれだけの数を回るのは初めてでしたし、社長と一緒ということでかなり緊張していました。現場の様子は普段なかなか見ることが出来ませんので、取材をしながらいろいろと見学させて頂きました。現場取材を快く引き受けてくださった職員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

ア・フィック豊平
工事名称:(仮称)豊平4-11MS新築工事
施工場所:札幌市豊平区豊平4条11丁目5-2
発注者:大和ハウス工業株式会社 札幌支店
施工期間:2004/3/18~2004/9/30
現場担当者:森下 修一

まずはじめに向かったのは、札幌市豊平区にある【ア・フィック豊平】という賃貸型マンションです。近くには豊平公園に隣接したきたえーるという北海道立総合体育センターがあり、窓から眺める広大な公園には心が和みます。

部屋はすっきりとした印象の1LDKとなっており、近くに北海学園大学や専門学校などが数多くあることから、個人的に学生や独身者を対象とした部屋という印象を受けました。(私が学生の頃に住んでいた部屋よりも遙かに立派ですが。)

町中での建設ということでいろいろ苦労も多かったらしく、社長は質問の中にも度々うなずいていらっしゃいました。


下野幌公営住宅
工事名称:公営住宅(下野幌団地建替A-11号棟)新築工事(主体工事)
施工場所:札幌市厚別区青葉町5丁目435-328
発注者:札幌市
施工期間:2002/10/07~2004/11/15
現場担当者:槇田 義信


次に向かったのは、同じく札幌市内の厚別区にある【下野幌公営住宅】です。こちらの現場は建てる住宅の戸数が多いため、建設会社が複数集まって建設する「共同企業体」という形式を取っています。

共同企業体
複数の建設会社が集まって工事を行う形式。
英語で”Joint Venture”ということから、略して「JV」
と呼ばれます。

11月までの工事期間ですので、現場を拝見させて頂いたときはまだ所々施工中であることが伺えました。

1階は玄関や各部屋の扉が写真のように引き戸になっており、部屋との間の敷居にも段差はありません。これは高齢者の方や障害を抱えていらっしゃる方への配慮という、【バリアフリー】という考えから来ています。

トイレや浴室は通常の広さよりもかなり大きくスペースが取られています。現場を担当され当日説明をして頂いた槙田課長によると、車椅子での出入りや介護の際に備えているとのこと。通常では3LDKの設計となるところを敢えて部屋数を一つ減らし、その分浴室を広くしているのだそうです。最近の公営住宅では1階をこのような設計で施工することが多いのだそうです。

次に最上階である14階を拝見させて頂きました。こちらの部屋は家族でも十分な部屋の数があり、通常のマンションと引けを取らないと感じました。
最上階である14階からはすばらしい眺望が望めます。近くには青葉中央公園(写真の森のような所です)がありますし、JR新さっぽろ駅からも近いと交通の便も最適です。