中山社長の現場視察NO.163 沙流川左岸河道掘削外→新鵡川田浦第1排水路→新鵡川田浦第2排水路

中山社長の現場視察NO.163 沙流川左岸河道掘削外→新鵡川田浦第1排水路→新鵡川田浦第2排水路

令和2年8月18日、中山社長の現場視察が行われ、「沙流川左岸河道掘削外」、「新鵡川田浦第1排水路」、「新鵡川田浦第2排水路」の3箇所の現場に同行させていただきました。各現場の方々にはお忙しい中ご協力いただき誠にありがとうございました。
(経理部 天野 咲子)

沙流川左岸河道掘削外
工事名称:沙流川改修工事の内 河口左岸河道掘削外工事
施工場所:沙流郡日高町
施工期間:R02.5.1-R3.2.17
現場担当者:近江谷徹平

はじめに訪問した現場は「沙流川左岸河道掘削外」です。この現場は、河口近くの掘削を行う現場で沙流川の中で流下能力が不足している箇所の流量を確保し、川の流れをスムーズにします。掘削する場所は主に川の左岸で、距離はおよそ700mあります。現場近辺には小学校やスケートリンクなどの施設があります。
訪問時には、実際に掘削が行われている様子と、護岸工事の現場を見せていただきました。海に近い場所のため、掘削すると砂利や細かい砂が出ることなどの説明もしていただきました。
工期は来年の2月半ばまでとなっています。付近に多くの施設がある中で最後まで無事故・無災害で施工されるように願っています。お忙しい中で丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。


新鵡川田浦第1排水路
工事名称:新鵡川地区田浦第1幹線排水路田浦5線工区外一連工事
施工場所:勇払郡むかわ町
施工期間:R2.4.9-R3.3.19
現場担当者:能代谷 賢治

次に訪問した現場は、むかわ町で行われている「新鵡川田浦第1排水路」です。この現場では工事名に含まれている「新鵡川田浦第1幹線排水路」の改修工事のほかに、「宮戸北排水路」という排水路の新設工事が行われています。
「新鵡川田浦第1幹線排水路」の改修工事は、現在のすり鉢状の水路を広く掘り進めて水路をハコ型にし(柵渠工)、降雨時に水があふれたり逆流を防いだりするために行われます。田畑のなかに水路を作るため、農家の方と細かく打ち合わせを行いながら進めているということでした。また、排水路の上に通路を作るボックスカルバートの施工など今後も多くの工程が行われていくそうです。現在はまだ排水路が使われていて水量が多いため、農業用水が使われなくなる、9月を待って作業をはじめていくとのことでした。
そのため、今回は「宮戸北排水路」の現場の様子を見せていただきました。「宮戸北排水路」は、むかわ町を流れているイモッペ川の水を鵡川に流すための排水路を新設する工事です。小さな川ですが、降雨時には水位が上昇してしまうということでした。冬は降雪量が少ないとのことでしたが、その代わりに凍上する事が多くあるそうです。
工期は来年の3月までとなっています。これから冬を迎えていくこととなりますが、最後まで無事故・無災害で施工されることを願っています。この度はお忙しい中丁寧に対応・説明していただき、本当にありがとうございました。


(新鵡川田浦第2排水路
工事名称:新鵡川地区田浦第2幹線排水路田浦5号工区外一連工事
施工場所:勇払郡むかわ町
施工期間:R2.4.17-R3.3.15
現場担当者:鉢呂 恭平

最後に訪問したのは「新鵡川田浦第2排水路」の現場です。この現場は、前述した「新鵡川田浦第1排水路」と一部の工区が隣接しています。この現場も「新鵡川田浦第1排水路」と同じように、主要部分は落水後に作業を進めていくとのことでした。
「宮戸北排水路」についてお話を伺うと、能代谷さんが担当する工区を挟むように鉢呂さんの担当工区が二つに分かれて位置していました。距離はそれぞれ200m、400mの長さです。
排水路の工事は既存の排水路の改修工事が多いですが、現在施工中の宮戸北排水路のような新設工事は落水前にも施工が可能だそうです。また工区内が泥炭地であるため、沈下を防ぐためにコマ型の基礎を用いた上でボックスカルバートを設置したということでした。訪問時は、柵渠の布設と河川の合流地点に接続する構造物の作業を行っているとお話を伺いました。
工期は来年の3月までです。今後の作業を行う中で冬を迎えていくかと思いますが、最後まで無事故・無災害で施工されることを願っています。この度は丁寧に対応・説明していただき、本当にありがとうございました。