中山社長の現場視察NO.137　　根志越遊水地周囲堤外→長沼町青雲地区ほ場→漁川林田地先用水路→東部中学校改修→西岡５条３丁目造成

2018-10-30

根志越遊水地周囲堤外
工事名称：石狩川改修工事の内　根志越遊水地周囲堤外工事
施工場所：千歳市根志越
施工期間：H30.4.10～H30.12.25
現場担当者：竹内　鑑人、松田　勝則、本庄　千明、豊田　優貴、柴田　春

本日ひとつめの現場は「根志越遊水地周囲堤外」の現場です。
こちらは千歳川が増水・氾濫の危険性がある場合に一時的に水を貯める遊水地の周囲堤盛土等を行う工事で、貯水量約1,060万立方メートルの広大な遊水地の周囲堤約5キロメートルに渡り施工します。
現場は今年4月から工事が始まり、12月の工期終了を前に根志越遊水地のすべての工種が終了しているとの事で、現在は新たに長沼町にある嶮淵川の築堤盛土等の設計変更で増えた工事を行っていました。根志越遊水地の施工箇所は5メートル近くの盛土や、根志越遊水地周囲堤約5㎞の延長を補足盛土と植生工したそうです。
こちらでは2年前の東の里遊水地の現場に続き女性技術者として勤務する本庄さんと、新入社員の柴田さんにお会いする事が出来ました。女性技術者のいる現場訪問は初めてでしたが休憩室やトイレなど女性が働きやすい環境作りがされていて、本庄さんからは前回の経験を活かして今回はスムーズに仕事が出来ていますと頼もしい言葉を頂きました。
年内の工期終了まで体調に注意し、無事故で工期を迎えられるよう引き続き頑張って下さい。

---

長沼町青雲地区ほ場
工事名称：経営体　青雲一期地区　41工区
施工場所：夕張郡長沼町
施工期間：H30.3.26～H30.11.30
現場担当者：山口　敬二、金村　盾一、辻本　昌平、吉田　雅哉

次の現場は「長沼町青雲地区ほ場」です。
こちらは農業用地の区画整理・基盤整備の工事で、整地工23ha、暗渠排水工22.6ha、その他用水路工・排水路工、農道工など多岐に渡り施工します。
現場は受益者が7名で、細かく分かれた田んぼの区画を10区画の大きな区画にする事でより生産性の高い農地にします。
今年は連日の雨で現場が水没するなど工事が思うように進まず11月末の工期終了はギリギリになりそうとのお話でした。訪問時も表土仕上げ前に土が乾くのを待っている箇所や、夕方から雨の予報なのでそれまでに土の戻し作業を急いで終了させなくてはいけないとの事でした。
工期終了まであと少しですが天候に恵まれ順調に工事が進むことを願っています。安全に注意し引き続き頑張って下さい。

---

漁川林田地先用水路
工事名称：石狩川改修工事の内　漁川林田地先用水路移設外工事
施工場所：恵庭市林田、漁太
施工期間：H30.5.22～H31.3.1
現場担当者：能代谷　賢治、尾崎　和雄、小林　康人、渡部　拓海

次は「漁川林田地先用水路」の現場です。
こちらは漁川の堤防を拡幅するため、今年の9月に使用が終わり撤去された右岸・対岸合わせ1.6キロの用水路を移設する工事です。その他に排水整備や91メートルに及ぶ橋の上部工・道路の施工など工事は多岐に渡ります。
現場は軟弱層のため用水路移設後の地盤沈下を軽減させるために、117日・58日と載荷盛土日数設定が決まっていてその解除がクリスマス頃との事なのですが、冬は吹きさらしが凄い地域との事でこれからますます体力的に大変そうな現場でした。
河川発注の工事ですが内容がまるで農業工事のようで河川事務所の方も勝手が分からない部分が多く、能代谷さんからも色々提案させて頂き工事を進めていますとの事でした。また橋の施工経験のある小林さんから教えて頂く事も多く、大変な現場ですがやりがいがありとても勉強になりますとお話してくれました。
現場事務所に向かう道路両脇には近くの農家さんが作った1万数千個のオレンジのかぼちゃが飾られていてその可愛さに思わず癒された現場訪問でした。
寒さが厳しくなっていきますが体調に注意し、工期終了まで無事故で迎えられるよう引き続き頑張って下さい。

---

東部中学校改修
工事名称：東部中学校校舎大規模改造工事の内建築主体工事
施工場所：北広島市美咲き野
施工期間：H29.9.12～H31.2.28
現場担当者：槙田　義信

次は北広島市美咲き野にある「東部中学校改修」現場です。
こちらは平成2年に建てられた生徒数約470名ほどの中学校の校舎を補修する工事です。通常の授業が行われている中での施工の為学校側との工事日程調整が大変との事で、訪問時も授業終わりのチャイムと共に生徒たちの元気な声が聞こえてきました。
昨年11月から校舎外壁の改修を始め、屋上の防水工事、校舎の中は終わった箇所から引き渡し、また次の補修箇所へ移動するといった状態をこれまでに7～8回行ってきたそうです。また、学校が休みの土日にしか工事が行えない箇所も多く中々休みが取れない状況や、別途工事の暖房天井裏配管工事の為に、当社が撤去・復旧作業を行う箇所が至る所にあり、職人さん不足もあって日程調整に苦労されているとの事でした。
廊下改修工事は、床材の撤去、左官補修とそのたびにコンクリートが露出しない様にシートで養生するそうです。訪問時1階はシート養生されていませんでした。今週末と来週末で床材の撤去を行う予定との事です。
体調に注意し工期終了まで無事故で迎えられるよう引き続き頑張って下さい。

---

西岡5条3丁目造成
工事名称：札幌市豊平区西岡5条3丁目89番地3ほか宅地造成工事
施工場所：札幌市豊平区西岡
施工期間：H28.8.15～H31.6.30
現場担当者：今野　崇志

次は「西岡5条3丁目造成」の現場です。
現場事務所に着くと現場休止中の春木さんが手伝いに来られていてにぎやかな雰囲気の中説明を伺いました。
こちらは元畑だった8,155.83㎡の土地を34区画に整備するために、道路工・下水道工・水道、ガス工・擁壁工など住宅を建てる前の工種がすべてある工事になります。
34区画のうち3宅地にはアパートが建ち、その他の区画は発注先の(株)ハウジング光陽さんでお洒落なデザイナーズハウスを建てるそうです。竣工は来年ですが場所も良いので既に十数件問い合わせがきているとのことでした。
現場は住宅街なので近隣対策に配慮して工事が進められており、工事開始時には数十件の隣接住民一件一件に挨拶に回ったそうです。
訪問時は擁壁工と下水道工が行われていました。土地に高低差があり擁壁は最大高さで4.59メートル、161メートルの長さがあります。今後は年内に路盤工事まで終了させ4月の雪解けを待って工事を再開する予定との事でした。
体調に注意し工期終了まで無事故で迎えられるよう引き続き頑張って下さい。