中山社長の現場視察 NO.99 桑原冷熱札幌→三上産業ビル増改修→北電桑園事務所改修→道立視覚障がい体育館→フィネス札幌駅イースト

中山社長の現場視察 NO.99 桑原冷熱札幌→三上産業ビル増改修→北電桑園事務所改修→道立視覚障がい体育館→フィネス札幌駅イースト

2015年3月10日、中山社長の現場訪問が行われ、同行取材させていただきました。当日は、朝から雨が降り途中から雪にかわるあいにくの天候でしたが、予定していた時間通りスムーズに視察することが出来ました。
今回は、札幌市内の建築5現場「桑原冷熱札幌」「三上産業ビル増改修」「北電桑園事務所改修」「道立視覚障がい体育館」「フィネス札幌駅イースト」の順に訪問しました。 各現場の所長さんはじめ職員の方々には、お忙しい中とても丁寧に対応していただきありがとうございました。

(総務部 福田 郁子)

桑原冷熱札幌
工事名称:(仮称)桑原冷熱工業札幌支店新築工事
施工場所:札幌市西区
施工期間:H26.05.12-H27.03.31
現場担当者:城宝 一彦

まず最初に向かったのは、会社から車で20分ほどの桑原冷熱札幌の現場です。この現場は、北見に本社のある桑原冷熱工業(株)の札幌支店の事務所新築工事です。2階建ての建物の1階には、桑原冷熱(株)の倉庫と関連会社の桑原電工(株)の事務所、2階はフロアー全体が桑原冷熱(株)の事務所だそうです。
訪問した時は、工期間近ということで現場はほぼ完成しており、後は照明器具や衛生陶器の試験調整を残すのみの状況で、3月末には引渡を行うとのことでした。

 


 

三上産業ビル増改修
工事名称:(仮称)三上産業ビル増改修工事
施工場所:札幌市中央区
施工期間:H26.09.21-H27.04.30
現場担当者:松本 昌輝、香西健太郎

次に向かったのは、札幌中央卸売市場の場外市場で、北のグルメさんと小竹商事さんが入居している三上産業ビル増改修の現場です。
現状のビルでは手狭になったため、店舗の営業をしながら増築・改修の工事を行っているそうです。実際、取材当日も改修部分のドアの向こうでは営業をしているとのことでした。とにかく観光客がたくさん買い物に来るお店ということで、作業により生じる騒音等で営業に支障をきたさないよう、時には夜間工事も行っているそうです。増築した部分には、1階に小竹商事店舗、2階に北のグルメDM営業事務室、3階に北のグルメ職員の休憩室、女子更衣室があり、既に引渡も完了し使用されているそうです。 現在は第一期改修工事として、1階で北のグルメ店舗拡張、2階で客用トイレ新設、3階に従業員トイレと男子更衣室の新設を行っています。
今後は第二期改修工事として、現在2階にある北のグルメ事務室として使っている部分をレストランスペースに変更し、厨房スペースを広げたりなどの工事が残っているそうです。 工期も残すところあと1ヶ月半少々。ゴールデンウィークに観光客がたくさん訪れるまでには改修部分も完成させる予定とのことでした。

 


 

北電桑園事務所改修
工事名称:系統運用自動化システム更新工事のうち札幌統括電力センター桑園事務所改修工事および空調設備改修工事
施工場所:札幌市中央区
施工期間:H26.09.30-H27.05.20
現場担当者:高橋  聡、吉田  守

次に向かったのは、北電桑園事務所改修の現場です。この現場は、施設内の消火設備の入替、内装改修、空調設備の入替を行う工事で、北電職員の方々が通常業務を行っている中で工事が進められていました。
地下1階地上5階建ての大きな建物で、北海道全体の電気の流れを管理しているとても重要な施設だということです。札幌市内の大きな商業施設などの電気もここで管理がされているのだそうです。
消火設備に関しては、電気を制御する施設のため万が一火が出ても水を使っての消火が出来ないため、ガスを使っての消火になるそうです。改修前は人体に影響のあるCO2ガスを使用するシステムでしたが、今回新しく導入したシステムは人体に影響の少ないイナージェンガスというあまり聞き慣れないガスを使用しての消火システムに替えたそうです。
その他、古くなったエアコンの入替、古くなったシステムの入替に伴う部屋の改修等、一般の人はなかなか入る事の出来ない部分を見せてもらいながら、施工箇所の見学をさせていただきました。
この現場も、訪問した際にはほとんどの部分が完成しており、改修した部屋のカーペット貼りや細かな仕上げ作業を残すのみという状況で、3月中には引渡を完了するとのことでした。

 


 

道立視覚障がい体育館
工事名称:道立視覚障がい教育センター校屋内体育館新築工事
施工場所:札幌市中央区
施工期間:H26.07.11-H27.03.25
現場担当者:三品 雄起、田中 秀人、久住 弘宣

次に向かったのは、道立視覚障がい体育館の現場です。この施設は、視覚障がいの状態に応じた幼稚部から高等部(普通科・専攻科)までの教育を通じて自立と社会参加を目指す特別支援学校です。この施設の中の体育館棟の建設を行っています。 体育館は2つあり、ひとつはステージやバスケットゴール、ランニングデッキのある通常の広さのもので、その奥にクライミングウォールやつり縄などがあるちょっと小さめの体育館があります。 視覚に障害のある子供達が使う施設のため、ちょっとした工夫がされている箇所がありました。
ランニングデッキにはデッキの柵の部分に掴んだまま走る事のできるガイドハンドルが4個設置され、一人でも安全に走る事が出来るようになっていたり、バスケットゴールもゴールが決まると音が出たり、バレーボールも音が出るボールを使って行えるようになっているとのことで、視覚に障害を持っていても普通に球技も楽しめるようになっているとのことでした。 この現場もあとわずかの工期を残すのみ。最後の仕上げを念入りに行い、3月下旬に引渡を完了するそうです。

 


 

フィネス札幌駅イースト
工事名称:クリーンリバーフィネス札幌駅イースト新築工事
施工場所:札幌市中央区
施工期間:H26.02.28-H27.08.20
現場担当者:十鳥 義久、菊池 康彦、高橋 鉄平、鈴木 康広

最後に向かったのは、JRさっぽろ駅まで徒歩10分、サッポロファクトリーまで徒歩4分のところに位置する分譲マンション「フィネス札幌駅イースト」の現場です。 徒歩10分圏内にはスーパーや医療機関、学校や百貨店など様々な施設があり、とにかく便利なところに位置しています。
このマンションは、地上11階、全84戸(2LDK・3LDK・4LDK)全12タイプのプランがあるそうです。 取材当日は、4LDKと3LDKのモデルルームを見せていただきました。
2月末時点での工事の進捗率は65%で、成約戸数は5割程に達しているとのことで、棟内モデルが完成してから順調に売れ行きが伸びているそうです。竣工まであと5ヶ月、体調には気をつけ無事に竣工を迎えて下さい。