中山社長の現場視察 No.47 龍徳寺本堂新築・花川分水施設・美登位高水敷掘削・当別ほ場・美原道路・当浜線改良

中山社長の現場視察 No.47 龍徳寺本堂新築・花川分水施設・美登位高水敷掘削・当別ほ場・美原道路・当浜線改良

平成22年9月2日、中山社長の現場訪問が行われました。「龍徳寺本堂新築」、「花川分水施設」、「美登位高水敷掘削」、「当別ほ場」、「美原道路」、「当浜線改良」の土木5現場・建築1現場を訪問され、現場取材に同行させていただきました。
各現場の担当者には、お忙しい中にもかかわらず丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。

(札幌本社 総務部 安原 博之)

龍徳寺本堂新築
工事名称:紅葉山龍徳寺本堂・会館新築工事
施工場所:石狩市
施工期間:2010/05/15~2010/12/10
現場担当者:福井 良成

 最初に向かった現場は、紅葉山龍徳寺本堂・会館の新築工事です。既存建物の解体を終え、その跡地に鉄骨2階建ての建物を施工していました。1階の会館施設は一般向けのセレモニーホールとしても利用されるそうで、他にも住居と納骨堂が1階に繋がります。2階は檀家さん向けの本堂でとても広々とした空間になっており、エレベーターも設置されます。壁面の片方は資材の搬入口として開放されていて、柱に使う欅の丸太などの大型資材をこちらから入れるそうです。また、寺社建築という特殊な施工のため、内装や概観などは青森から宮大工がきて施工するとのことでした。9月末には上棟式が予定されているということで、どんな建物になるのか、またぜひ見学してみたいです。健康に注意され無事施工を終えられるよう頑張って下さい。ご協力ありがとうございました。

 


 

花川分水施設
工事名称:創設事業の内 送水施設 石狩花川分水施設新設工事
施工場所:石狩市
施工期間:2010/06/15~2011/03/25
現場担当者:今野 崇志、前田 勇己

次の現場は、龍徳寺のすぐ目の前、歩いて1分ほどにある送水施設工事の現場で、花川北配水場に新設する分水施設とそこに繋がる管を敷設する工事です。「龍徳寺の現場とはお互い協力し合っていてとても助かっています。」と担当の今野主任。施工箇所のうち住宅地前の管の敷設が248mあり、第三者災害や騒音振動には細心の注意を払って施工しています。また下水管、ガス管、水道管、汚水管など埋設されている管が多く、試掘して綿密な調査を行った上で慎重に工事を進めています。午前に掘削して午後に管を埋設するといった流れで、一日で管を1本6mずつ入れているそうです。分水施設の方はまだ基礎の施工中ということでした。まだまだ残暑厳しい中、体に気をつけてこれからも無事工事を進めてください。ご協力ありがとうございました。

 


 

美登位高水敷掘削
工事名称:石狩川改修工事の内 美登位高水敷掘削工事
施工場所:石狩郡当別町
施工期間:2010/03/27~2011/01/28
現場担当者:村上 雄一郎、金村 盾一、中川 貴昭、鉢呂 恭平

次に向かったのは、石狩川下流域の美登位にある石狩川の川幅を広げる工事の現場です。掘削工が約16万m3とかなりの掘削量で、ここで出た砂は長沼方面の現場に運んでいるそうです。この辺は他社で施工している工区も多数あり、かなりの台数のダンプがひっきりなしに走っていました。作業中のところを見学させて頂きましたが、掘削する深さは1m50~60cmで、その後は自然と植生されるのを待ちます。9月でもまだ暑さの厳しい日が続いていますが、熱中症や体調にはくれぐれも注意して頑張って下さい。ご協力ありがとうございました。

 


 

当別ほ場
工事名称:経営体若葉地区31工区
施工場所:石狩郡当別町
施工期間:2010/07/21~2011/01/07
現場担当者:劔持 雄

次に向かったのは、当別町中心街から車で10分ほどにあるほ場整備の現場です。用排水路、暗渠など約20ヘクタールの農業用地を整備します。「こちらにきてから今日が一番暑いですね。」と担当の剱持主任が言うほど全く風が無く汗が噴き出すような暑さではありましたが、現場を案内して頂きました。この辺は地盤の悪い泥炭地で、固い粘土も出てきたりして大変だったそうです。訪問時は用水路の掘削を行っていて、用水路は本管1200m・枝線1100mのうち3分の1が終っているということでした。これから涼しくなってくれるとよいのですが、熱中症など体調には気をつけて無事施工を終えてください。ご協力ありがとうございました。

 


 

美原道路
工事名称:一般国道337号 江別市 美原33線改良工事
施工場所:江別市
施工期間:2010/07/30~2011/02/14
現場担当者:田中 秀幸、小田桐 健、中川 英治、吉田 大樹

次に向かったのは、小樽~千歳間を結ぶ道央圏連絡道路の一区間である美原33線にある現場です。メインとなる本線道路の左右、片道1.25kmずつの側道と、そこに隣接している畑の横に柵渠を施工します。現在は図面と現地の照査を行い図面の数量を作成しているところで、まだ本稼動はしていないそうですが、現場では設置済みのボックスカルバートの寸法確認を行っているということでした。現在側道は本線工事の運搬路として使用しているため、本線の施工業者と工程など綿密に打ち合わせしています。また、この周辺一帯は道内有数の泥炭地で軟弱地盤として有名なところですが、地盤の沈下・隆起を計測して常にチェックしており、土嚢や矢板等を用意して迅速に対応できるようにします。現場が稼動すればさらにお忙しくなると思いますが、体に気をつけて無事竣工まで頑張って下さい。ご協力ありがとうございました。

 


 

当浜線改良
工事名称:当別浜益港線 道路改築(翌債)工事4工区(道州)
施工場所:石狩郡当別町
施工期間:2010/03/19~2011/02/10
現場担当者:荒 好輝、澤田 惇史

最後に向かったのは、建設中の当別ダムの横を通る道道28号線の改築工事です。当別ダム建設による道路付け替えの一区間で、ダム完成後、現在事務所のある平地は水の底になるそうです。工区の長さは全体で2km弱、盛土工区2箇所、切土工区1箇所の施工となっており、近くには道民の森のキャンプ場などがあって、完成後はその通り道となります。きれいに整地されたその先の切土工区から、ショベルカーが掘り出した土を盛土工区へと運ぶダンプが何台も行き来していました。熱中症や体調管理に気をつけて、これからも頑張って下さい。ご協力ありがとうございました。