中山社長の現場視察 No.41 沙流川橋下部~苫小牧工業用水~恵庭盤尻改良

中山社長の現場視察 No.41 沙流川橋下部~苫小牧工業用水~恵庭盤尻改良

平成21年9月10日、中山社長の現場訪問が行われました。「沙流川橋下部」、「苫小牧工業用水」、「恵庭盤尻改良」、の土木3現場を訪問され、現場取材として同行させていただきました。  各現場担当者の方々には、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。

(ホームページ委員会 安原 博之)

沙流川橋下部
工事名称:日高自動車道日高町沙流川橋下部外一連工事
施工場所:日高町
施工期間:2009/03/20~2010/02/26
現場担当者:藤田 真司、渡邊 昭彦

最初に向かった現場は、日高町を流れる沙流川に架ける沙流川橋建設の下部、ならびに周辺整備の工事です。馬産地としても有名な日高町ということで、現場周辺の牧場では馬や牛がのんびりと草を食む牧歌的な風景が広がっています。早速事務所から現場に向かい、藤田所長に説明していただきました。訪問時は護岸工施工中で、その横から橋脚・橋台を見せて頂きましたが、上部工事引渡しや鮭の遡上時期などに合わせて工期内工期を設定し、期間厳守で施工してきたそうです。現在は無事工期内工期も終え、進捗状況も順調ということでした。また沙流川は増水時の水量が大変多く、ダムの放流時や大雨の時には仮設橋を上げなければならないほどの水量になるそうです。それを物語るように、橋脚にはうっすらと増水時の水のあとが見えました。これから秋を迎え川辺はますます寒さが増してくると思いますが、健康に注意され工事を無事進めてください。ご協力ありがとうございました。

 


 

苫小牧工業用水
工事名称:苫小牧地区工業用水道改築事業 新南幹線配水管布設工事8工区
施工場所:苫小牧市
施工期間:2009/04/16~2009/12/11
現場担当者:高木 路浩

次に向かったのは、苫小牧西港にある石油コンビナートの工業用配水管布設工事の現場です。現場周辺は大きな石油タンクがいくつも並んでいて壮観な光景でした。事務所到着後、高木所長に現場を案内してもらい説明していただきました。当社が施工しているのは、最端8工区の直線で564mあります。現場は砂地ということで若干崩れやすさの心配もあったようですが、掘削・埋戻しも全く支障なく進み、工事も順調に進んでいるそうです。コンビナートに出入りするトレーラーなど大型の車両が多いため、誘導など対応には特に注意しているそうです。ちなみに高木所長のお話しによると、設置するバリケードは緑色を選んだのだそうですが、どの工区も偶然重なることなく別々の色を選んでいたのだそうです。お話しのとおり、緑色は当社の工区、黄色や紫色などは他工区と、工区がどこからどこまでなのかきれいに色分けされてとてもわかりやすくなっていました。海風も寒くなってくると思いますが、お体に気をつけてこれからも無事工事を進めてください。ご協力ありがとうございました。

 


 

恵庭盤尻改良
工事名称:一般国道453号 恵庭市 盤尻中央分離帯設置工事
施工場所:恵庭市
施工期間:2009/06/30~2009/12/17
現場担当者:鷹木 敏光、泉 翔太

最後に向かったのは、支笏湖~札幌間の国道453号線、恵庭市盤尻にある道路拡張工事の現場です。早速鷹木所長に現場を案内してもらい説明していただきました。中央分離帯を設置する為の拡幅が主体の工事ということで、国道453号線は札幌から支笏湖に向かう途中の道ということもあり、車はもちろん高校生の遠足やイベントなどで歩行者や自転車が大変多く通るそうです。歩道・自転車道の施工にあたっては通常の盛土とは異なり、クイレスウォール工法という発砲スチロール素材のブロックを積み上げていく工法を採用しています。ブロックは重いもので40kg以上にもなるそうで、耐久性もあり主に軟弱地盤や急傾斜地などに使われているようです。また、施工場所も狭く重機の配置場所の確保など苦労されているようでした。事故にはくれぐれも注意し、お体に気をつけて無事施工を終えてください。ご協力ありがとうございました。