中山社長の現場視察 No.36 木の繊維新築~長沼ほ場~千歳道央注水~長沼暗渠排水~栗山防災ダム~栗山処分場

中山社長の現場視察 No.36 木の繊維新築~長沼ほ場~千歳道央注水~長沼暗渠排水~栗山防災ダム~栗山処分場

平成20年8月21日、中山社長の現場訪問が行われました。「木の繊維新築」、「長沼ほ場」、「千歳道央注水」、「長沼暗渠排水」、「栗山防災ダム」、「栗山処分場」の土木5現場・建築1現場を訪問され、現場取材として同行させていただきました。

各現場担当者の方々には、お忙しい中にも関わらず丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。

(ホームページ委員会 加々谷 浩二)

木の繊維新築
工事名称:苫小牧工場管理事務所基礎工事・苫小牧工場管理事務所建屋新築工事・苫小牧工場建屋新築工事
施工場所:苫小牧市
発注者:(株)木の繊維
施工期間:2008/04/23~2009/03/27
現場担当者:宮川 耕介(建築)・小林 康人(土木)

 こちらの現場は、苫小牧市の植苗地区に建設中の、(株)木の繊維の管理事務所と工場新築工事の現場です。
伺った日は、2台の杭打ち機械で基礎杭の打ち込み作業を行っていました。伺った前日に構造計算の確認が下りたばかりで、工程的に少々遅れ気味とのことでした。
建築中の管理事務所内には、工場の完成後にこの工場で製造される断熱材のウッドファイバーが置かれていました。断熱・防音・調湿に優れ、とても柔らかいことから作業性も良く、工場からの廃材も殆どでないということで、環境にとても優しい次世代型木質繊維の断熱材となるようです。
来年3月の完成目指し、これから冬期間に向けてとても忙しくなるようですが、安全に配慮し頑張って下さい。

 


 

長沼ほ場
工事名称:経営体 長都遠軽 第1工区
施工場所:夕張郡長沼町
発注者:空知支庁
施工期間:2008/05/02~2008/10/30
現場担当者:畠中 克則

続いての現場は、長沼町のほ場整備の現場です。広大な工区内で、ほ場整地、暗渠排水、用排水路、耕作道路等の工事です。殆どが土をいじる工事で雨が降ると作業もできなくなることもあり、天候が気になるようでした。伺った日は晴天で、職員の皆さんや協力会社の方々が一生懸命作業をされていました。最近、雨の多い天候が続きますが、工事竣工まで頑張って下さい。

 


 

千歳道央注水
工事名称:道央用水(三期)地区 道央注水工千歳幌加工区工事
施工場所:千歳市
施工期間:2008/03/04~2008/12/10
現場担当者:八木 良夫

続いては千歳市の道央注水工事の現場を訪れました。この現場は、径3,000㎜のFRPM管の用水路工事で長い工事延長を複数の工区に分けて施工しており、当社の他に複数の会社が隣接して施工しています。
現場周辺に野生のオオタカが生息していたことから、施工路線が変更になった工区が有ったようで、各工区に対して必要に応じてモニタリングが行われているそうです。
周りの環境に細心の注意を払いながら施工しているそうで、工事以外にも色々気配りしながらの仕事ですが頑張って下さい。

 


 

長沼暗渠排水
工事名称:経営体 新双誠 第32工区
施工場所:夕張郡長沼町
施工期間:2008/06/27~2008/12/10
現場担当者:寺島 正純

次は、長沼町の暗渠排水の現場です。
この地区では、当社の現場の他にも他社の現場が飛び地で点在しており、同じ地区のあちこちで工事が行われていました。現場の施工区域内でも、場所によっては畑として使われている所もあり、麦やブロッコリーなどの収穫時期を見ながらの作業となるそうで、状況によっては工程が前後する事もあり、工程管理が大変そうで、相当頭を悩ましそうな現場ですが、農家の方々に喜ばれるよう頑張って下さい。

 


 

栗山防災ダム
工事名称:防災ダム 杵臼 第1工区
施工場所:夕張郡栗山町
発注者:空知支庁
施工期間:2008/04/21~2009/03/10
現場担当者:荒 好輝

長沼暗渠排水の現場から少し移動した所に、栗山防災ダムの現場があります。この周辺には10件ほどの農家があり、このダムが貴重な水源となっており、施工中もダム内に溜まった水を使いながら作物を育てているとのことでした。伺ったときは多少水位が下がった状態とのことでした。
このダムは、22mの堤高があるそうで、作業用の道路を徒歩で登ってみて、改めてその高さを実感できました。登った作業用の道路は仮設のもので、年内に取り壊すことになっているそうです。ほとんど完成に近い形になっている現場を見ることができました。工期は来年の3月まで残っています。健康に気をつけて頑張って下さい。

 


 

栗山処分場
工事名称:栗山町最終処分場静的圧縮工事
施工場所:栗山町
施工期間:2008/05/19~2008/09/12
現場担当者:広木 亜央

この日最後となる現場でした。栗山防災ダムからほど近いところに位置する栗山町の最終処分場の減容工事の現場です。
この現場は、現在供用中の最終処分場の廃棄物を減容する工事で、減容工事により1m程の沈下効果があったそうで、この工事により最終処分場の供用期間が1年半延命できるそうです。
現場内に独特の臭いが立ち込めており、ゴミの最終処分場だからと思っていましたが、処分場の横にある堆肥施設の臭いだと広木主任から聞いて、色々な環境の中での工事があり大変だと実感しました。この現場はまもなく竣工するとの事で、大変ご苦労様でした。