中山社長の現場視察 NO.115 当別金沢ほ場→美唄富良野線地滑対策→第5号管理型処分場→晩翠南9線下流周囲堤→厚別西4-2下水

中山社長の現場視察 NO.115 当別金沢ほ場→美唄富良野線地滑対策→第5号管理型処分場→晩翠南9線下流周囲堤→厚別西4-2下水

 平成28年10月26日、中山社長の現場訪問に同行させて頂きました。
「当別金沢ほ場」「美唄富良野線地滑対策」「第5号管理型処分場」「晩翠南9線下流周囲堤」「厚別西4-2下水」の土木5現場を訪問させていただきました。今年入社した私ですが、現場を見る機会がなかなか無い中で、今回は色々な工事内容の現場を見ることが出来たこと、また現場の皆さんが大変頑張っておられる姿を見て、建設会社に入社した実感が一層増しました。  現場の方々にはお忙しい中丁寧に説明して頂き、本当にありがとうございました。

(経理部 北本 安奈)

当別金沢ほ場
工事名称:経営体 金沢地区 62工区
施工場所:石狩郡当別町
施工期間:H28.06.13-H29.03.10
現場担当者:佐藤  勇

最初に向かったのは当別町で施工している当別金沢ほ場の現場です。この現場では連日の悪天候の影響で工事の進捗が遅れているとのことでした。今時期のほ場の現場では、雨が降ると水田の土が乾くまで3日間は作業が出来なくなるとのことで、工期的に大変そうでした。現場事務所にお邪魔した際も、担当の佐藤さんは現場で作業をしている人と連絡を取りながら、今後の作業についての打ち合わせをしていました。
田面を整地してから暗渠を行う区画と、暗渠のみを行う区画があり、暗渠のみを行う区画は収穫時期の遅れで施工できなかった一部の区画以外は終了していますが、整地してから暗渠を行う区画はまだ未施工とのことでした。整地・暗渠が11.6ha、附帯暗渠は2.5ha、暗渠排水は11.6ha、用水路は431mの工事内容です。農家さんの収穫時期で工程が左右されることもあり、その調整を行いながら工事を進めることはとても大変な事だと思いました。天気の影響で大変の中お忙しいなかご説明ありがとうございました。

 


 

美唄富良野線地滑対策
工事名称:美唄富良野線特定交付金(地すべり対策工)工事1工区
施工場所:美唄市
施工期間:H28.05.27-H29.02.20
現場担当者:船木 敏州、金子 正和、天方一夫(山田組)

次に向かったのは、美唄富良野線地滑対策の現場です。美唄ICから東北東方向に約15km走った山の中が現場です。携帯電話が通じないところなので、衛星電話を設置し緊急時に対応しているそうです。また、ヒグマの生息地域なので、笛、鈴、熊よけスプレーを携帯しながらの現場作業ということです。
主な工事内容は、道道135号美唄富良野線の未開通区間で既に地滑りが発生している法面を、法枠フレーム(50㎝×50㎝)と抑止アンカー(平均長さ15m)で抑えるという工事で、資材等を法面に荷上げするために仮設モノレールを使用していました。
当社の工区の他に7工区の工事が行われていると言うことで、他工区のダンプトラックが多数往来しており、狭い林道が非常に混雑していると言う印象をうけました。現在の進捗率は約50%ということで、残りの50%は冬の山中での作業となりますので、引き続き安全第一で頑張って下さい。

 


 

第5号管理型処分場
工事名称:第5号管理型最終処分場
施工場所:美唄市
施工期間:H28.05.20-H29.11.30
現場担当者:志田 博之、舘崎 智樹

この現場は当社の関連会社の環境エンジニアリング(株)の産業廃棄物処分場の現場になります。今回見せていただいたのは、現在産業廃棄物の処分場として使用されている施設と、現在使用している施設への廃棄物の埋立てが終了した後に、産業廃棄物処分場として使用するため現在施工中の新しい施設です。産業廃棄物管理型処分場の施設及び施工中の状況等について環境エンジニアリング(株)の高橋社長に説明していただきました。
産業廃棄物処分場では雨などで水が溜まることから、その水を濾過する施設で綺麗にしてから川に流しているそうです。現在施工している処分場は150m×200mの広さで15mの深さまで掘削するのですがその途中で黒い地層が見え、それが石炭だと聞いてびっくりしました。いつも工事の進捗状況を社内のノーツ掲示板で見ていましたが、実際に現場で見る施工状況はとても迫力がありました。 お忙しい中ご説明ありがとうございました。残りの工期も事故等の無いように頑張ってください。

 


 

晩翠南9線下流周囲堤
工事名称:石狩川改修工事の内 晩翠遊水地南9線下流周囲堤工事
施工場所:空知郡南幌町
施工期間:H28.06.16-H29.01.24
現場担当者:馬場 直人、尾崎 和雄

この現場は千歳川河川整備計画に基づき、晩翠遊水地内の粘性土と購入した砂質土を土砂混合攪拌し、周囲堤の盛土を行う工事です。
工事内容は河川土工で盛土工53.500緕・、掘削工41.800緕・、法面整形工21.380㎡ 撹拌工50.100緕・。そのほかにも地盤改良工、構造物撤去工などがあります。お忙しい中ご説明ありがとうございました。

 


 

厚別西4-2下水
工事名称:厚別処理区厚別西地区(厚別西4条2丁目ほか)下水道新設工事
施工場所:札幌市厚別区
施工期間:H28.04.25-H28.12.20
現場担当者:山田 貴志、山口 敬二

ここの現場は、札幌市厚別西地区の下水道管設置の現場です。交通量の多い幹線道路に面しているため工事をするのもなかなか大変らしく、道路を通行止めにする事が出来ないことから片側交互通行の交通規制で工事を行っていますが、作業をしているすぐ横をスピードを出して走行する車両も多いことから、とても危険な現場に思えました。また、工程の都合で殆どが夜間作業による施工で、近隣の住民の皆さんにご迷惑をお掛けしてしまうことも有り、その対応には気を遣うとのことでした。
現場の作業内容としては推進油圧機で200~250の小口径の塩ビパイプを圧入して下水管を設置する作業ですが、工事をしている道路の交通量が多いため交通規制の制限で仮設備や重機等は毎日設置と撤去の繰り返しだそうです。工事が終わると目に見えるのはマンホール9個だけが地上に見えるだけだそうです。今回は昼間の訪問と言うこともあり現場を見ることは出来ませんでしたが、夜間作業でお疲れの中ご説明ありがとうございました。